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あけぼのテレビ開局50周年パーティー 4 ページ43

ミナがクスクス笑いながら言う。

「へぇ。」

「千さんのように、左目に泣きボクロのある男性は・・・。異性を惑わすが、恋愛には受け身。情が深く、移り気で気まぐれ。不特定多数との子孫繁栄が約束されています。」

思わず笑ってしまった。

そういえば、そんな事言ってた。
でも、実際は半分間違っている。

【私が存在するから?・・・こんなに一途な人、知らないよ?】

「どうして笑うんですか?」

「アイドルとして、約束されちゃいけないものが約束されてるな。こんなに一途な男を捕まえて。」

「なるほど。Aさんにアプローチし続けているという噂は真実だと?」

「それはどうだろうね。」

わー、なんか怖いんだけど。2人共。

「Aも占いが出来るんだよ。ね?」

『え?』

何故、私に振った!
ミナにジッと見られて困る。

・・・・・・もう、知らないからね?
千の負けず嫌い!

『ミ・・・棗くんは穏やかそうに見えて実は過激的。・・・・・・ええと、合ってる?』

ミナが目を丸くした。
けどすぐに取り繕うように笑った。

「ふふ、どうでしょう。そんな事言われたの貴方で2人目です。少数派という事ですね。あと巳波の方が呼びやすければそうお呼び下さい。」

1人目は春樹さんですね。
てか呼び方気づかれた。

『ではお言葉に甘えます。』

星野さんが天才子役からのミナがMissionに出演するからヒット間違いなしで目をかけてると言っている中、千の視線が別へ移った。

【・・・ああ、月雲了か。】

星野さんが千葉サロンの事を言い出して、ミナが撮影を楽しみにしてると言った。

「そうだ。私も音楽をやっていて・・・。Re:valeの音楽も大好きなんですよ?今日はヤスさんにもお会いできるかと思って楽しみにしてたんですが・・・」

「ああ、体調不良でね。忙しすぎて体を壊したんだ。」

「あら、女性の一人暮らしだと看病する方もいなくて大変ですね。」

「それはAが・・・」
『私が後で、ヤスさんの家に行く予定なので大丈夫ですよ。』

「仲がよろしいんですね。」

『ええ、同じ年だし同期だし。気も合うんです。』

それから5周年おめでとうございますと、ノースメイアに留学に行ってた話を聞いて離れた。

『千、ヤスと私が同居してるのは、まだ伏せておいて。言おうとしたよね。』

「言おうとしたけど、なんで?」

『まだ危ない。自然にバレたら仕方ないけど。』

「・・・・・そう。分かった。」

『うん。ありがとう。』

そして皆の所に戻った。

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ミズ ミズ(プロフ) - 汎用うさぎさん!ありがとうございます!描いて貰える事があるなんてびっくりで、とっても嬉しいです!夢主ちゃんですよね?リンク貼らせて頂きますね♪ (2019年5月9日 21時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - イラスト描いてみました。良ければ使ってください!http://uranai.nosv.org/img/user/data/3/6/b/36bc53eadf1a1bf4c404b48dc6d305f7.jpg (2019年5月9日 18時) (レス) id: 8e53fc3a0e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:miz | 作成日時:2019年5月2日 18時

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