検索窓
今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:108,786 hit

あけぼのテレビ開局50周年パーティー 2 ページ41

そんなでもないよね。
たまに、めっちゃ浮き沈み激しいけど。

「そんなことないですよ!俺たちといる時は大人っぽくて落ち着いてて俺たちの方が喋ってる位です。」

「え・・・?」

あぁ、千がショック受けてる。

「兄さんはしっかり者ですから、運動部とやらの中でも頼れる存在でしょう?」

「そうでもないよ!甘え上手で人懐っこい後輩って感じ!みんなにかわいがられるわけだよねー!」

今度は、いおりんがショック受けてる。

でもみっちゃんは見たら何か納得する。
かわいいみっちゃん全開って感じ。

「まぁ龍はのんびりしてっからな。あんまり無理言わないでやってくれよ。」

「そんな事ねぇよ!スポーツん時はガツガツしてっし負けん気強いし、さすがビーストって気迫だぜ!」

あぁ、がっくんもショック受けてる。

でも目の当たりにすると龍ちゃんっぽくないよね。
一番意外だった。
でも普通にカッコ良かったよ。

「なんだこの疎外感・・・」

「ちょっと寂しいんですけど・・・」

「お前たちはいいよ・・・。僕の場合、残されたらピンで歌とダンスだよ。」

「ヤスさんがいるじゃないですか。」

「彼女はエレクトーンと作詞作曲以外しないから。」

「ほら!みなさい!馴れ合いすぎると良いことないのよ!グループ崩壊の序曲よ!」

ここは、やっぱり掛け合いが面白い。
そう思って笑った。

なるべく百に近寄らないように意識して食事が並んでる所に行くと、千もついてきた。
それぞれ好きなのを持って戻る。

『そういや星野さん見たよ。挨拶する?』

「後でいいんじゃない?話し中みたいだし、適当に呼ばれるよ。」

おお!何この成長!
普段挨拶行かないのに、ちゃんと気にしてますよって風!
絶対気にしてないと思うけど。

「・・・・・・何。」

『いやぁ、千って本当に変わったなと思って。昔ならめんどくさい、って一蹴したね、絶対。』

「売れてない頃は行ったよ、挨拶。」

『うん。それは知ってる。でも基本面倒くさがり。』

「大和くんもそうだね。」

『ヤマさんは違うよ。ヤマさんが面倒くさいと思ってるのは自分の事やしがらみだから。ヤマさんは自己犠牲してしまう位に熱い人だと思うよ。・・・ちょっと百に似てる所あるよね。』

でも百よりもっと常識的。
万が言うように、百はちょっと狂ってる所があるって言うか、本当に命投げ出すのを躊躇わない所があるっていうのが問題。

だから売れたんだと言うけど、そこまでじゃないヤマさんだって売れてるしね。

あけぼのテレビ開局50周年パーティー 3→←あけぼのテレビ開局50周年パーティー



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
396人がお気に入り
設定タグ:アイナナ , Re:vale ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

ミズ ミズ(プロフ) - 汎用うさぎさん!ありがとうございます!描いて貰える事があるなんてびっくりで、とっても嬉しいです!夢主ちゃんですよね?リンク貼らせて頂きますね♪ (2019年5月9日 21時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - イラスト描いてみました。良ければ使ってください!http://uranai.nosv.org/img/user/data/3/6/b/36bc53eadf1a1bf4c404b48dc6d305f7.jpg (2019年5月9日 18時) (レス) id: 8e53fc3a0e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:miz | 作成日時:2019年5月2日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。