アイドル男子チーム 3 ページ30
『そりゃあね。粉とか砂糖とか、何キロの袋だっけ。あれ重いよね。』
「25キロな。A、しょっちゅうオレ呼んでた。」
『だってさ、だいぶ減ったらいいんだけど、最初の方、持ち上がらないんだもん。みっちゃんいない時は大体佐藤さんがいたから頼んでた。佐藤さんは何も言わずにやってくれて優しかったな〜。』
「佐藤さんは紳士だから。」
「佐藤さん？」
百が、ご馳走様をして箸を置きながら、みっちゃんに聞いた。
「うちで働いてる人です。優しくて良い人。なのにいつ頃だっけ？A、急に避けるようになった時期があって、皆不思議がってたんですよ。佐藤さんなんて、仲良かったと思ってたのに急に嫌われたって凹んでて。」
前世の記憶で気持ち悪かった時だ。
顔を見るとダメだった。
千「告白でもされたんじゃないの。」
『違う違う。一時的なもんだから大丈夫だよ。』
百「理由は？」
『あー･･･えっと、百には“今度言う”。』
すると百が驚いたように目を丸くした。
そりゃそうだよね。
今度言うって言う事は、前世関係だと気づいたはず。
予想もしない所で、一冊目の日記帳に書かれていない人の名前が出れば驚く。
時期的に、一冊目の日記帳の出来事っぽいのにとか思ったかな。
お店を後にして、みっちゃんと龍ちゃんに、また明日と手を振って宿泊部屋に帰った。
・
ももとりんごのスパークリングとスポーツドリンク、宿泊施設で作って貰ったおにぎりを百と龍ちゃんとみっちゃんと私で持って、サッカーをする所へ来た。
「お。結構集まってる。おはようございまーす！」
百が先に集まってる人たちの輪の中に入る。
皆で自己紹介し合った。
「Aちゃんじゃないか。ここら辺で仕事だったの？」
『お久しぶりです。そんなものです。今日は僭越ながらマネージャーさせていただきますね。』
「固くならなくてもいいよ。楽しもうね。」
『ありがとうございます。』
皆からタオルを受け取って、ベンチで観戦していた。
みっちゃんも龍ちゃんも上手い。
走るの早い。
百、意外とボール回らないな。
指差して指示してる？
あ、あの人の背中ポンポン叩いて笑った。
【へぇ、面白い。】
元気だったり泣き虫だったり、でも歌やダンスの時は格好良かったり。
サッカーやる百って、もっと別の意味で活躍するかと思ってた。
『･･････うん。でもこの方が百らしいかも。』
凄く周りを見てる。
ちょっとほんわかした気持ちになりながら、皆を見ていた。
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ミズ ミズ(プロフ) - 汎用うさぎさん！ありがとうございます！描いて貰える事があるなんてびっくりで、とっても嬉しいです！夢主ちゃんですよね？リンク貼らせて頂きますね♪ (2019年5月9日 21時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - イラスト描いてみました。良ければ使ってください！http://uranai.nosv.org/img/user/data/3/6/b/36bc53eadf1a1bf4c404b48dc6d305f7.jpg (2019年5月9日 18時) (レス) id: 8e53fc3a0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年5月2日 18時
