爽やかなヤス 3 ページ27
千「アウトドア派も」
百「インドア派も」
『新感覚スタイリッシュワゴン』
「「『リヴァーレ登場！』」」
【ぎゃー！やばい！】
百と千の２人で言う所が私になってたり３人になってたりだけど！
格好良くない？
百と千！
百の落ち着いた声、好き！
ス「はい、OKでーす！･･･ヤスさん、震えてますけど大丈夫ですか？」
『そ、そっとしといて下さい･･･。』
「大丈夫？午前中のCM撮りで体冷えた？」
「ユキ、そっとしといてやって･･･。」
百が苦笑いして私の背中をポンポンと叩いた。
「良かったね。楽しかったんだ？」
『百･･･。うん。すっごく！』
「ヤス･･･あはは、メイク･･･っ」
百が笑いながら私の鞄を渡してくれた。
さっと直して皆で帰った。
ライブも順調に終わって、名古屋公演の前にCMの映像を貰った。
百と千の宿泊部屋で見た。
『はぁ、格好いい･･･。』
百「あはは、そんなに気に入ったの？車のCM。」
『うん。ずっと大好き。』
「ずっと？この前やったばかりなのに？」
「オレの事ずっと大好きだって意味でしょ？オレも大好き！」
百が後ろから抱きついてくる。
百に記憶をバラしてから失言率高いな、私。
百がフォローしてくれて助かる。
「えーコホン。後はヤスさんの旅行会社のCMですね。」
おかりんがDVDをセットした。
15秒バージョンは、帽子を被りながら少し笑った所の後に私の言葉と一緒に空が映し出されて終わった。
30秒バージョンを見てるときに驚いた。
千が口に手を当てて最初に言葉を発した。
「え？これ、いいの？おかりん、許可したの？」
「一応崩れてないので、許可しました。この数秒後、メイクガタガタでしたけど。」
百「これ、だいぶイメージ変わる。」
「ヤスさんでは有り得ない笑顔ですね。」
砂浜にあがった後、ヤスが思い切り笑った後にカメラに向かって手を差し出す。
そんな風に編集してあった。
『おかりんの無茶に笑った時だ。』
「声をあげて笑ってましたもんね。完全にヤスさんになりきれなくなってました。」
「でもさ、凄く親近感沸くよね。今までと違ってさ。あと清純派っぽい。このCMで初めてヤスを知る人もいるかも知れないし、ヤスのファンじゃなかった人もファンになるかも知れない。」
『でも同じ事は出来ない。』
「笑えなくていいよ。ヤスには色んな顔がある。そう思わせられたら。」
『思わせられたら？』
「いいなって思っただけ！」
百は笑って、抱きしめる腕に力を込めてきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 396人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アイドリッシュセブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミズ ミズ(プロフ) - 汎用うさぎさん！ありがとうございます！描いて貰える事があるなんてびっくりで、とっても嬉しいです！夢主ちゃんですよね？リンク貼らせて頂きますね♪ (2019年5月9日 21時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - イラスト描いてみました。良ければ使ってください！http://uranai.nosv.org/img/user/data/3/6/b/36bc53eadf1a1bf4c404b48dc6d305f7.jpg (2019年5月9日 18時) (レス) id: 8e53fc3a0e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：miz | 作成日時：2019年5月2日 18時
