記憶と現実 2 ページ23
『あ、あれか。この前、皆で受けるよって言ったCM。』
「はい!ワゴン車のリヴァーレのCMです!」
あああ・・・TRIGGERのイタ車になるリヴァーレ。
まぁ、まだ先、まだ先。
とりあえず目の前のことだ。
戻ったらすぐ移動。
IDOLiSH7やTRIGGERも先に次の宿泊施設に行ってるらしかった。
私が着くと同時に千も着いてたらしく、おかりんが「着いてすぐバスローブに着替えてました。」と苦笑いした。
まだ明るいのに?
「では百くんお迎えに行ってきます!」
『行ってらっしゃーい。』
おかりんに手を振る。
少しすると、百からラビチャが来た。
百瀬近くまで来た!おかりんに荷物だけ持ってって貰って、ちょっと海辺歩いてから行くけど、一緒に歩く?・w・
Aいいよ。どこ行ったらいいの?
百瀬えーとねー、宿泊施設の所から見える道路のー
分かりにくかったから、道路近くになったら電話する事にした。
とりあえず紡に断って外に出ると、おかりんが百の荷物と一緒に何故か白のサーフボードを持っている。
『なにこれ。』
「ああ、ヤスさん。百くんが借りたらしいです。明日朝にするんだそうですよ。」
『うはー・・・アクティブだねー。さすが百。』
「ヤスさんはお出かけですか?」
『百と散歩してくる。』
「行ってらっしゃい。お気をつけて。」
道路に出て電話して、言われる通りに歩くと百に会えた。
『ナビうまかった。良かったー。結構広いから会えるか心配した!』
「そ?良かった!あっち歩こ!」
手を引かれて走られる。
砂だから走りにくい。
『ちょっと、早い。もー・・・』
岩場を歩いて、ちっちゃいカニとか座って見てると、千と万とよく行った海辺を思い出した。
『懐かしいなー・・・こういうの見ながら、よく曲を口ずさんでたな。千も万も。』
「へー。どんな曲?」
“私”が初めて覚えた旧Re:valeの曲を歌うと、百も途中から笑顔で歌ってくれる。
「懐かしい。バンさんとユキさんが歌ってた歌。」
『私が初めて覚えた曲なの。』
「前世じゃなくて?」
『うん。ちゃんと私。サビが大好きで、メンバーになって初めて弾いた曲なんだ。』
「へぇ・・・昔の話って時々しかしないから、そういうのも知りたい。」
『そんなの、私だって百の昔の話知りたいよ。』
そう言うと、百が驚いたように目を見張っている。
「え?全部知ってるんじゃないの?」
『事細かに知るわきゃないでしょ。』
「え?そうなの?」
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ミズ ミズ(プロフ) - 汎用うさぎさん!ありがとうございます!描いて貰える事があるなんてびっくりで、とっても嬉しいです!夢主ちゃんですよね?リンク貼らせて頂きますね♪ (2019年5月9日 21時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - イラスト描いてみました。良ければ使ってください!http://uranai.nosv.org/img/user/data/3/6/b/36bc53eadf1a1bf4c404b48dc6d305f7.jpg (2019年5月9日 18時) (レス) id: 8e53fc3a0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miz | 作成日時:2019年5月2日 18時