気持ちを抑える方法 4 〜百side〜 ページ18
何で欲しい言葉が分かるんだろ？
全部知ってるからじゃないよな。
ちゃんと一緒に考えてくれてる。
『覚えてる？百が止まらなかった時。おかりんの車でさ。･･･ちゃんと私、止めたよ？百も止まったよ？怖くもなかったよ。･･････そういう積み重ねが、自信をつけるんじゃないの？そうやって我慢を覚えるんでしょ？･･････子供に言ってるみたいで微妙だけど。』
ああ、あった。
「はは。あのチョップは痛かったな。」
『大人なんだから時と場所を考えようね？』
「うん。明日も朝早いし。元々今日は絶対しないって決めてたんだ。」
『うん。』
「･･････ちょっとだけ、小出しにして良い？」
『いいよ。』
結局、いっぱいあちこちにキスして、それで意外と満たされた。
Aの言うように、小出ししていこうと決めた。
〜Aside〜
朝、起きると、百に抱きしめられてた。
キスだけで良かったと思ってる自分がいる。
百は気づいてるのかな。
【私が言わなきゃ気づかないよね。】
アイドリッシュセブンの記憶はある。
なくなってるのは今回のツアーの主要部分以外。
でも、自分の前世の生活に興味があまりなかったせいか、エレクトーンとお菓子と子供以外、結構覚えていなかった事を忘れてた。
夫婦生活が気持ち悪かった事もあった。
でも百と結ばれて、気持ち悪いのはなくなった。
前世での行為そのものの記憶も、ほぼなくなった。
【前に万が言ってた忘れる方法って、これだったんだな･･･って思ったな。】
万は色々分かってくれる。
･･････いや、それだけ私が相談してるのか。
記憶がなくなっても、前世の自分に関してだと、これからはきっと気づかない。
アイドリッシュセブンに関する事じゃなきゃいいか。
「おはよ･･･」
『百。おはよ。』
「おはよーの･･･」
『はいはい。』
百の頬にキスすると、ふてくされた。
「愛がない！」
『そう？』
「･･････そんなに抱いて欲しかったの？」
【なんでそういう考えになるの！？】
『そんな事思ってないし、言ってない！』
「昨日はしないって決めてたけど、今日する？」
『し・ま・せ・ん！つむちゃんとこ戻る！もう知りません！』
振り回されてばっかり！
好きになったから仕方ないんだろうけど！
部屋を出て紡の所へ戻った。
「あはは･･･かわいい･･････。もぅ、しなくても、もっと好きになっちゃったじゃんか。･･････良かった。止められて。」
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ミズ ミズ(プロフ) - 汎用うさぎさん！ありがとうございます！描いて貰える事があるなんてびっくりで、とっても嬉しいです！夢主ちゃんですよね？リンク貼らせて頂きますね♪ (2019年5月9日 21時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - イラスト描いてみました。良ければ使ってください！http://uranai.nosv.org/img/user/data/3/6/b/36bc53eadf1a1bf4c404b48dc6d305f7.jpg (2019年5月9日 18時) (レス) id: 8e53fc3a0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年5月2日 18時
