笑顔のキミが好き【if･･････二階堂大和】3 (ページ2)

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IDOLiSH7結成1周年。

NEXT Re:valeの収録を終えてから、メンバー全員での仕事も終えて事務所に戻る。

「大和さん、お姉ちゃん何時頃来るって言ってました？」

「遅くなるって。えーと、あと1時間位？」

時計を見ながらリクに言ってから事務所に入った。

中々始まらない。
ビール飲みたい。

【もうちょっとで、Aが来る時間だな･･･】

リクとイチがレッスン室を見に行った後、インターホンが鳴った。

「大和さん、お姉ちゃん来ましたよ！パーティもあるみたいです！」

やっとか･･･
皆、だいぶ腹減ってるよな。

「「『こんばんはーRe:valeです！』」」

百「結成1周年おめでとう！」

千「お祝いにかけつけたよ。」

『いっぱい作ったから沢山食べて飲んでね。』

【余計なのがついてきた･･････。】

何で来た？
･･･あぁ、でも、Aを呼んだなら流れ的にありそうな事か。

「･･･こっち系のサプライズかよ。」

「こっち系のサプライズでごめんね。ほらビール。」

「やった！」

『単純。』

「何か言ったか。」

『いや、なんも。』

千「ふ、こういう所がカワイイよね。」

『･･･まぁ、そうね。』

千さんが手を振って他へ行く。

【かわいいって言われてもなぁ･･･】

Aを見ながらビールに口つけると、Aも俺を見て微笑む。

Aの肩を寄せる。

「かわいいより、格好いいでしょ。」

『え？』

何で驚いた顔してんの。
こっちが驚くわ。

思わず背中に回してた手を離した。

「･･････Aには、格好いいって思われたいけど？」

『･･･さっきの話の流れで、どこに格好いい所があった？』

え、軽くショック･･･

「さっきじゃなくても･･･」
「あれー？大和、振られちゃったの？」

話を聞いていたのか、百さんと千さんがニヤニヤしながら来る。

さっき他と話してたんだから、こっち来なくてもいいのに。

「振られてません。」

『別に振ってないよ。』

「そう？僕には振られたように見えたけど。A、僕は格好いいでしょう？」

『寝言は寝て言って。』

Aが即答すると、千さんの表情がピシッと凍りついた。

「ぶふっ･･･」

ずっとこういうのは、変わらねぇんだ！

「大和くん･･･。」

爆笑してると、なんかめっちゃ睨んでくるけど面白いもんは面白い。

百さんがオロオロしながら、千さんのフォローをした。

「そっそんなことないよ！ユキは超イケメンだよ！いつでも格好いいから！！」

「モモ･･･」