甘い予感 2 ページ50
ていうか、ここに来るかもって思ってる時点で･･････
頭を抱える。
【あ、明日の朝ご飯･･･簡単なのがいいかな･･･】
キッチンでご飯だけ朝炊けるようにセットする。
【漬け物と、朝に卵焼き作って･･･味噌汁用の出汁だけ、つけとくか。】
「Aー？あがったよ？」
『分かった！テレビでも見てて！』
寝室に戻って自分の下着とスウェットを出して、持って出ると、百がソファに座ってこっちを見た。
明日のご飯の用意の時には落ち着いてきていたのに、微笑まれるだけで緊張が体中に走る。
お風呂に入って、緊張で泣きそうになった。
【いや、もう2年以上付き合ってるし、普通ならもっと早くなの位分かってるけど･･････！！】
浴槽の中でブクブク顔をつける。
でもきっと、今日の事で多分、百の気持ちが吹っ切れたんだろうなって思う。
それは、とっても嬉しい事だ。
覚悟を決めて、お風呂を出てからドライヤーをかけた。
それでもやっぱり緊張とドキドキを抱えながら、リビングのドアを開けた。
寝てた。
『え。』
テレビは、ついてる。
ソファには･･････座りながら寝てる百。
思わず、肩の力が抜けた。
『あはは･･･』
【･･･っ！緊張して損した･･･。】
色々グルグル考えていたのが恥ずかしい。
百の布団を持ってきて、ソファの背もたれを、凄くゆっくり倒してベッドにした。
【これでも起きないんだ･･･。】
いや、わざわざ起こそうとまでは思ってないけど。
最近、ずっと歌が歌えなくて万に怯えて、ちゃんと寝れているかも多少心配していた。
千の気持ちも、私の気持ちも、どこまで踏み込んでいいのか分からなくて沢山悩んだんだろうな。
そりゃあ眠いよね･･････
百に布団をかけて、テレビを消す。
部屋の電気を消して寝室に入った。
日記帳をクローゼットから出して、元の位置にしまった。
【やっと、ここから本当のRe:valeになるんだ･･････】
言うなれば、やっとスタート地点に立ったのも同然。
明日からの出来事に少しワクワクしながら、目を瞑った。
to be continued･･･
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ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
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ミズ ミズ(プロフ) - 巫リオネさん» いつもありがとうございます！公開しました！教えていただきありがとうございました！ (2019年4月13日 9時) (
レス) id: 9f5e9cb3e5 (このIDを非表示/違反報告)
巫リオネ(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく拝読させて頂いております！登場人物みんな可愛くてかっこいいです…！これからも応援してます！あと補足なんですが…それぞれの反応2が公開されていないみたいです…… (2019年4月13日 7時) (レス) id: e609e440af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年4月6日 12時
