少しでも元気に･･･ 2 ページ31
一緒に食べる。
「美味しい！A、朝早くからありがとう！」
『やりたかっただけだよ。気にしないで。』
そう言って笑うと、Aイケメン！って喜ばれた。
『今日の収録、一緒に行ってくれる？』
「うん。･･････うん、一緒に行こう！」
食べながら、ナギの会見格好良かったねとか、陸がセンターに戻って良かったねとか、ゼロの偽物が出た話をした。
食器の片づけが終わっても時間があったから、部屋の片づけを百に頼んで、掃除機をかけた。
「凄い･･･！オレの部屋じゃないみたい！」
『それは良かった。百も朝からお疲れ様。』
百がソファに座って、ちょっと休憩〜と言って半分寝転んでいる。
笑いながら百の髪の毛に手を伸ばして撫でた。
百は気持ちよさそうに笑いながら目を瞑っている。
【うわー、緊張する･･･】
ドキドキする心臓のまま、百の頬に唇を寄せた。
唇にするのは、まだ勇気がいるから、まずはここから･･････
「･･････え？」
口を離すと、百が目を見開いて、私の腕を取って起き上がった。
「･･････今･･･」
百と目が合う。
恥ずかしくなって逸らした。
でも、反応が気になる。
チラッと見ると、百が赤い顔しながら･･････デレデレしてた。
【わ、ここまでは予想外･･･】
思わず凝視してしまう。
目が合った。
「えへへ･･･騙したの許してあげる！」
ガバッと抱きつかれて、驚くものの･･･
【まだ気にしてたのね･･････】
ちょっと申し訳なくなった。
そのあと楽屋に行くと、百が無記名の手紙を見つけた。
おかりんが、自分が開けますと言って開けると、脅迫状だった。
『千、志津雄さんに連絡して協力をお願いしよう。』
百「心証操作だよね。A、いつ覚えたのそんなの。」
『誰がやってたの？そういう事。』
ニヤニヤして百を見ると、ちょっと不満そうに口を尖らせた。
チョンと指で百の唇に触れて、笑う。
【演技のつもりでやったら、意外と出来るな･･･】
そう思いながら微笑むと、百が真っ赤な顔して口を手の甲で隠しながらガタッとイスから立った。
「･･････っ何！もう！今日おかしいよ！ヤス！」
『そう？』
「心臓保ちません！！」
【素でやったら、こっちも保ちませんが。･･･ってか、自分から迫るのは平気なくせに、こういうの本当にダメだな･･･面白い。】
「･･････演技してるの？」
私にしか聞こえないように千が言った。
苦笑いしながら頷いた。
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ミズ ミズ(プロフ) - 巫リオネさん» いつもありがとうございます！公開しました！教えていただきありがとうございました！ (2019年4月13日 9時) (
レス) id: 9f5e9cb3e5 (このIDを非表示/違反報告)
巫リオネ(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく拝読させて頂いております！登場人物みんな可愛くてかっこいいです…！これからも応援してます！あと補足なんですが…それぞれの反応2が公開されていないみたいです…… (2019年4月13日 7時) (レス) id: e609e440af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年4月6日 12時
