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それぞれの反応 3 ページ35

『化粧落とせば信じてくれる?』

泣きそうな顔で言うと、紡が慌てた。

「え?本当なんですか?」

『至近距離で目を見たら分かるよ?』

そう言って紡に顔を寄せると逃げられた。

「うっ美しい方の至近距離は耐えられません!」

似た言葉、千相手に言ったよね?

『じゃあ落とす。』

そう言って、片目の化粧だけ落として見せると

「えええええええーーー!」

紡が大声で叫んだ後、放心した。

「紡さん?」

「紡?」

『つむちゃーん・・・・・・』

3人で顔を見合わせて苦笑いした。

紡が正気を取り戻す間にメイクを直す。
そうしていると、紡がハッとして言った。

「あの!実は・・・・・・陸さんと一織さんに、お姉ちゃんはヤスさんと親戚じゃないのか聞かれた事がありまして・・・」

音「え?」

陸といおりん?

『何で?』

「後ろから声をかけられた時に、一瞬お姉ちゃんかと思って、振り返ったらヤスさんだったそうです。声が似てるからと。そして一織さんが、億安さんという名字に・・・」

音「ああ、三月くんも含めて3人はフルネームを知っているね。他には誰がいたの?」

「一織さんと陸さんだけです。」

『りっくんってのが意外なんだけど。』

「ふ・・・っあはははは!」

おじさんが笑い出す。
ビックリして紡も万も私も、おじさんを凝視した。

「いいじゃないか。まるでバラせと言われているみたいだ。タイミングがいいね。」

【!!】

『それじゃあ・・・っ』

喜んだけど、おじさんは紡を笑顔で見て言う。

「どうだい?紡くん。IDOLiSH7のマネージャーは君だ。君が決めなさい。」

紡は真っ直ぐおじさんを見てハッキリ言った。

「今のIDOLiSH7なら受け止められると思います。教えて頂いてありがとうございます!ええと・・・Aさん?ヤスさん?」

『お姉ちゃんでいいよ。』

「はい!お姉ちゃん!」

『じゃあメイクしてからフルーツ届けるか!』

「重いから俺が行きます。」

「よろしく頼んだよ、万理くん。」

万と一緒にレッスン室まで行く。

「本当に変な感じ。」

私を一瞥してから、また前を向いた万が、本当に微妙そうに言った。

『でしょうね。百と千は、すぐ慣れたんだよね。使い分けもしっかりしてるし。』

「・・・俺、無理かも・・・」

『慣れるよ。ヤスで会えば。』

「あまりなさそう・・・」

やけに凹むように言う万に、じゃあ万に会う時はヤスで来るよ!と言うと、嫌がらせだ、と嫌そうな顔で睨まれた。

それでこそ万だよね!←

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ミズ ミズ(プロフ) - 巫リオネさん» いつもありがとうございます!公開しました!教えていただきありがとうございました! (2019年4月13日 9時) (レス) id: 9f5e9cb3e5 (このIDを非表示/違反報告)
巫リオネ(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく拝読させて頂いております!登場人物みんな可愛くてかっこいいです…!これからも応援してます!あと補足なんですが…それぞれの反応2が公開されていないみたいです…… (2019年4月13日 7時) (レス) id: e609e440af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:miz | 作成日時:2019年4月6日 12時

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