スペシャルミッション 4 ページ45
そうちゃんが電話するじゃないんだ、と思いながらスマホを出す時にナギが思いもしない事を言った。
「ミスターユキも、ヤマトの気持ち知っているんですね？」
千「君たちも知ってるの？」
「Yes！A、王様ゲームでヤマトに膝枕しました！」
「「は！？」」
百と千が揃って私を見る。
いや、２人の目つき怖いんだけど。
「ちょ･･･っちょっとナギくん！」
『膝枕、一瞬で終わったから！ね！』
「タマキもAにこの前ハグしました。なのでヤマト怒ってました！」
百「ちょっと、A。どういう事。」
百が私に迫る。
笑ってない。
怖い。
思わず後ずさるけど、すぐ後ろは壁だ。
【ナギ！！言っちゃいけない人っているんだよ！！】
ていうかさ、全部不可抗力でしょ！？
何で私が怒られんの！？
『百、怒ったらカッコいいの台無し･･････』
「か･･･っ･･･っだ、騙されません！！」
嘘だ。
今、騙されそうになったよね。
顔、赤かったよ？
もういわゆる壁ドン･･････
千に至っては興味をなくしたのか、そうちゃんにヤマさんへの電話を頼んでいる。
ナギは百のせいで見えない。
ここから脱したい！
『どうしたら怒らない？』
「本当に逐一報告。」
『え。めんど･･･』
「じゃあ、Aからキス。」
百が小さい声で言った。
ん？
聞き間違い？
キョトンとして百を見ると、耳に口を寄せられた。
「Aからキスして。」
【！！】
聞き間違いじゃない。
百と目が合う。
「ふふふ、真っ赤。」
『なっ･･･なっ･･･』
「家に帰ったらでいいよ？」
『誰が！！』
「大和はユキが何とかしてくれるし、後は環への報復･･･王様プリンか。･･･よし！食べちゃおう！」
百がスプーンを取って王様プリンに手を伸ばす。
壮「も、百さん！」
『百、せめて1個･･･いや、2個！残して！』
「やだ。Aに抱きついた恨み！」
『そうちゃんが恨み買うの！そうちゃんが可哀相だよ！』
「MEZZO”でしょ、連帯責任！」
言いながら次々にプリンがなくなっていく。
この世界は残るはずだったのに･･･
ごめん、そうちゃん、たまちゃん。
お姉さん、役に立たなかったよ･･･。
そうちゃんが青ざめている。
電話の途中らしいのに。
千が私を手招きした。
素直にそこに行く。
「今から僕がいう事を復唱して。」
スマホを耳に当てられ、言う通りに復唱する。
「Aだけど」
『Aだけど？』
【ていうか、何で私が･･････】
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ミズ ミズ(プロフ) - 璃堵さん» いつも読んで頂いてありがとうございます！＆教えてくれてありがとうございます！直しちゃいました。すごく今更ですが（汗） (2020年7月20日 1時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
璃堵(プロフ) - ストーリーにちゃんとハマってて、めっちゃ面白くて、めっちゃ好きです！！最後の話のがっくんが天にぃに九条紹介しろって言ってるところらへんで、ブラホワがフラホワになってました。揚げ足取ってごめんなさいm(__)m (2020年7月19日 23時) (レス) id: 252f69f9ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年3月27日 7時
