3つのグループ ページ40
事務所に３人で集まった時、こけら落としの話をした。
私は勿論ヤスの顔。
「お祭りなんだから、特別な事しよう！オレたちの最終日のステージでさ！」
百が言った。
もう何をするのか分かっている私は、何か提案ない？と言われて迷う。
『IDOLiSH7とTRIGGERに何かやって貰う？』
これを言うので精一杯。
「お！いいね！皆で歌って貰う？」
「10人もいるから、グループ分けしない？」
「グループって、IDOLiSH7は3つのグループに分かれてたよね。」
百がそう言って私を見る。
頷いて、説明した。
『一織と陸のFlyAwayグループ、環と壮五のMEZZO”グループ、大和と三月とナギのピタゴラグループ。』
「じゃあTRIGGERも3つに分けて、ユニット組んで貰うとか！！」
意外とあっさり決まるんだなーなんて思いながら聞いていると、誰をどこに入れるのか迷っていた。
百「抱かれたい男No.1とNo.2か〜･･････」
「抱かれたい男No.5もいるね。」
『天はFlyAwayグループで決定なのね？』
百「それがカワイイでしょ？」
キョトンとして言う百が可愛くて笑う。
「なんで笑うの？」
『百も可愛い。』
「！！今、会議中だから、可愛い顔やめて！」
『今、ヤスだけど。』
「その奥の、可愛い顔やめて！」
『いや、どうしろと･･････』
百が赤くなって顔を隠している。
いや、本当にどうしろと･･････？
「問題は楽くんと龍之介くんか。」
千が考えるように言うと、百は顔を隠すのをやめて、思いついたように嬉しそうに言った。
「壮五、龍ちゃん好きでしょ！環とも身長で見合うから、いいんじゃない！？」
『じゃあそれで。』
「じゃあ、僕たちも何かしよう。」
千が珍しく凄い前のめりになって言ったので、百と私は目を合わす。
「何かって？決めてるの？」
「･･････ゼロアリーナがリニューアルするんだ。ゼロの歌を歌いたい。」
「ゼロの歌！？･･････あれ？ヤスは驚かないの？」
『えっ！？あ、うん。想像ついてた。』
一瞬焦る。
知ってるとは言えない。
「歌われない歌は、可哀相だからね。カバーしたい。」
『いいよ、賛成。』
「オレも！いいじゃん！何歌おうか！」
「もう決まってる。」
千が私を見て微笑んだ。
「僕たちの出会いの曲だ。」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 390人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミズ ミズ(プロフ) - 璃堵さん» いつも読んで頂いてありがとうございます！＆教えてくれてありがとうございます！直しちゃいました。すごく今更ですが（汗） (2020年7月20日 1時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
璃堵(プロフ) - ストーリーにちゃんとハマってて、めっちゃ面白くて、めっちゃ好きです！！最後の話のがっくんが天にぃに九条紹介しろって言ってるところらへんで、ブラホワがフラホワになってました。揚げ足取ってごめんなさいm(__)m (2020年7月19日 23時) (レス) id: 252f69f9ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：miz | 作成日時：2019年3月27日 7時
