玩具のくじ引き 2 ページ29
コスプレの服、ゲームソフトにゲーム機本体、ろっぷちゃんのヌイグルミや、他のキャラクターの文具セット･･･
【百が好きそうなもんばっかり揃ってるな･･･キャラクターものだと、いおりんか･･･】
『当てたいのあるの？』
「服。」
百が真面目な顔をして言うから、思わず引きつった。
「引かないで！でもどれでも面白そう！ね？」
百はお金を店番の人に渡してくじ引きをした。
「カードゲームだね、兄ちゃん！」
百が当てたのはウノだった。
ちょっと悔しそうな百を見て千が笑う。
「コレはコレで懐かしいし持ってないからいいや！」
「僕もやってあげるよ。ヤスもやる？」
『うーん･･･じゃあやろうか。一回だけね！』
私が当てたのは15センチ位のピコピコハンマー。
「「『･･････。』」」
「ブ･･･くく･･･いいんじゃない？」
千が笑いながらクジを引く。
「お！兄ちゃん、コスプレの服だね。好きなの取ってって！」
びっくりしている千。
こっちだってビックリだ。
「凄い！さすが超超イケメン！！格好いい！どれにしよう？」
『百、その発言、貰える前提なのね？』
「あ。」
勢いが急に止まる百を見て笑った。
すると、２人が私を見て笑う。
千「素だったね。化粧室行っておいで。」
百「その近くで待ってるから！」
『ごめん。分かった〜！』
戻ると、千と、嬉しそうに服の入った袋を持った百がいた。
結局貰ったのか。
「男でも着れるって！龍は無理だろうけどさ、天とか着てくれるかな！？」
結局なんの服を選んだのか見せてくれなかった。
「クク･･･モモは自分で着ないの？」
「それも面白いけど、罰ゲームとかだと、もっと面白そう！ピコピコハンマーも！ヤスのツッコミ、これでやる？」
『え？痛くないの？これ。』
百「やってみて。」
百が頭を低くした。
『えー･･･』
ピコンと叩いてみる。
「もっと本気で！」
『えぇー？･･･じゃあいくよ？』
今度は思いっきりやってみた。
パコン！！
『ぅわぉ･･･。･･･百？大丈夫？』
頭を押さえた百が苦笑いする。
千は、ずっと笑って私達を見ていた。
「ちょっと思い切りすぎ･･･でも痛くない。自分でやってみ？」
『･･･まぁ、自分でなら。』
そう言って叩く。
『あ、ホントだ。痛くない。』
「でしょ？」
『まぁこれ位のサイズなら持ち歩き可能ね。』
てか、ヤスのツッコミって･･････芸人か。
そう思いながら３人で帰った。
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ミズ ミズ(プロフ) - 璃堵さん» いつも読んで頂いてありがとうございます！＆教えてくれてありがとうございます！直しちゃいました。すごく今更ですが（汗） (2020年7月20日 1時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
璃堵(プロフ) - ストーリーにちゃんとハマってて、めっちゃ面白くて、めっちゃ好きです！！最後の話のがっくんが天にぃに九条紹介しろって言ってるところらへんで、ブラホワがフラホワになってました。揚げ足取ってごめんなさいm(__)m (2020年7月19日 23時) (レス) id: 252f69f9ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年3月27日 7時
