TRG学園視聴 2 ページ12
「まぁまぁ、観てるならいいでしょ！でさ、あれの番外編がスタートするんだって！今夜！」
「なるほどね。だから２人共来たの。」
千と一緒にテーブルに料理を置く。
結構な量だ。
【まぁ百はいっぱい食べるからねぇ･･･】
「Aも飲む？２人共泊まってく？」
千がそう言って、シャンパンとグラスを出した。
百と目を合わせて、じゃあ泊まって行こうかと言って笑う。
私の一人暮らしが始まってから、百の家にも千の家にも、お泊まりセットは置いてある。
流石に服までは置いてないけど、寝る時用のスウェットとアメニティと下着を紙袋に入れて置いてもらっている。
私の家には百のも千のも一セットずつあるけど･･･
【百の、知らないうちに増えてるよね･･･この家も･･･】
千の家に置いてある百の物は、既に袋には入っていない。
まるで、また百と千で同棲してるようだ。
言ったら百が照れた。
【いやいや･･･って言い合ってぶち切れる程には、距離は近くないよね。】
いただきますをして食べながら２人を見る。
百は千にデレデレしてる。
【ちょっとムカつく。】
百「Aも、ありがとう。」
『ん、何？』
思わずちょっとトゲのある言い方になってしまった。
「え！料理作ってくれてありがとうって言ったのに！何で怒ってんの？」
「クク･･･」
『笑うな、もう･･････』
私が妬いてるなんて、２人共思わないだろう。
パスタを食べる。
『･･･ん。美味しい･･･』
「そう？良かった。」
『うん。千、天才！材料も良いの使ってるよね。私が持ってきたのは、そこまでいいのじゃないと思うんだけど。』
「十分でしょう。助かったよ。」
『なら良かった。』
言って笑い合うと、百がアマトリチャーナをスプーンですくって、私の目の前にやった。
『え？』
「あーんして！」
『え？でもこれ･･･百のスプーン･･･』
「だからでしょ！ほら、あーん！」
「ふ･･････クク･･･」
千が何でか笑っている。
仕方なく口を開けて食べる。
百「美味しい？」
『え？そりゃ、千が作っ･･･』
「お・い・し・い？」
『あ･･･うん。美味しい。』
「ブフ･･･ッ」
「ユキ！笑わないで！」
千が口を押さえてずっと笑っている。
百は真っ赤だ。
真っ赤になるなら、あーんなんてしなきゃいいのに。←
千が作った曲のBGMを聴きながら頭の中に鍵盤を想像して弾く。
【この曲、全体的に低いな･･･百は歌いやすそうだけど･･･】
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ミズ ミズ(プロフ) - 璃堵さん» いつも読んで頂いてありがとうございます！＆教えてくれてありがとうございます！直しちゃいました。すごく今更ですが（汗） (2020年7月20日 1時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
璃堵(プロフ) - ストーリーにちゃんとハマってて、めっちゃ面白くて、めっちゃ好きです！！最後の話のがっくんが天にぃに九条紹介しろって言ってるところらへんで、ブラホワがフラホワになってました。揚げ足取ってごめんなさいm(__)m (2020年7月19日 23時) (レス) id: 252f69f9ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年3月27日 7時
