スペシャルミッション 2 ページ43
アイナナ寮を見上げて千が言った。
「こんなに近いの。」
「ね？ネットで写真見て、何か見たことある建物だなーって思ったら、Aの家から見える建物だし、Aは教えてくれなかったし、めっちゃ妬くでしょ！？」
「へぇ･･････ちょっと問題だね？」
千が私を見る。
何か怖い。
百がインターホンを押すと、そうちゃんが出てきた。
「こんばんはー！Re:valeとAでーす！」
「･･･Re:vale!？さん！？に、Aさん。どうしたんですか？あれ？ヤスさんは、いらっしゃらないんですか？」
「ヤスはお仕事！」
「僕は君んとこのリーダーに着拒されて、遺憾の意を伝えに来たんだ。君の部屋で待たせてもらうよ。」
百も千も靴を脱いで、了承もなく入っていく。
怖い。
いつもこんなんだっけ？
･･･････････こんなんかも。
慌てるそうちゃんに、ごめんねと謝るも、パニクっているのか聞いてない。
「オレは特殊任務のため、ナギを探しに。･･･ああ、いた！良かった！これで地球の平和が守れる！」
『百、盛りすぎ盛りすぎ。』
「OH！スペシャル・ミッション！エキサイティングです！」
リビングまで来てしまった。
「あー！王様プリンだ！オレ好きなんだ。食べていい？」
『待て。』
思わず百の腕を掴む。
「いい匂い。シチューじゃないか。夕食ほとんど食べてないんだ。」
「いや、あの･･････」
『千！それ皆の！！』
百「何、ちょっと位いいでしょ？」
『絶対ちょっとじゃ終わらないでしょ！』
壮「あ･･･えと･･････」
『そうちゃん！断って！！』
「「Re:valeは先輩だよね？」」
千が私とそうちゃんの間に立つ。
何故か私は百に後ろから抱きしめられている。
「･･･ど･･･っ･･･どうぞ、部屋でごゆっくり、お召し上がり下さい･･･。」
『･･････私、何か作るわ。皆の。』
言って百の腕を離してキッチンに向かおうとすると、百がそのまま私を引っ張った。
「ダメ。Aはオレといるの。」
『ええ！？』
･･････まぁ、みっちゃんがお蕎麦注文するから、いいか。
それより王様プリンを死守せねばならんよね。
そう思って一緒に行った。
そうちゃんと千が話してるけど、百の王様プリンを食べる速度が速い。
半分食べた所で止めた。
『やめなさい。夕飯食べたでしょ。』
「･･････はぁい。」
渋々やめてくれた。
意外と聞いてくれた事にホッとする。
シチューはなくなったけど、まだマシだ。
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ミズ ミズ(プロフ) - 璃堵さん» いつも読んで頂いてありがとうございます！＆教えてくれてありがとうございます！直しちゃいました。すごく今更ですが（汗） (2020年7月20日 1時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
璃堵(プロフ) - ストーリーにちゃんとハマってて、めっちゃ面白くて、めっちゃ好きです！！最後の話のがっくんが天にぃに九条紹介しろって言ってるところらへんで、ブラホワがフラホワになってました。揚げ足取ってごめんなさいm(__)m (2020年7月19日 23時) (レス) id: 252f69f9ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年3月27日 7時
