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52 〜大和side〜 ページ30

『えと・・・じゃあ、無事に今日を終わらせるなら、ヤマさんがいい?』

困ったように言うヤスと、Aの姿が重なる。

【ああ、中身は、Aのままなんだ・・・・・・】

そう思うと、心が熱くなった。
立ち上がって、ヤスに手を伸ばす。

「いや、呼び捨てしてくれ。それがヤスなんだろ?」

ヤスは俺の手を取って立ち上がった。

『ありがとう。』

「悪いな。急ぐぞ。」

2人で急いで会議室へ行った。
着くと皆に心配されるものの、大丈夫だ言うと皆安心したらしく、ユニット編成表のプリントを貰った。

百さんと千さんが説明と、ゼロのカバーを歌う事を話す。

『曲も既に収録済みだよ。アレンジありバージョンと、なしバージョンを収録したの。』

ヤスがCDの補足説明をした。

「・・・・・・ゼロに手を出すのか。大胆不敵ですね。」

千「ゼロを超えてやろうとか、そういった野心が、あるわけじゃないんだけどね。」

百さんが歌いたい理由を言う。
賛成を貰った所で、百さんが一本締めを言い出した。

「Re:vale、TRIGGER、IDOLiSH7、略してRTI!大々々々々々成功しますように!」

TOP会談は幕を閉じた。



バレンタイン前日はリクとソウに連れ出された。
焼肉がダメになったから慌てて寮で皆して何かやってんだろう。

【ていうか、サンチュでそんなにいじられると思わなかった・・・・・・】

誕生日の写真撮影でうさ耳パーカーを着て照れがあったのをそのまま撮られた挙げ句に、ネットに出すと言われれば普通に焦る。

Aだって見るわけだから、せめて格好いい方がいい。
撮り直しをお願いすると、焼肉って言われたから、じゃあ連れてくかと思って言ったら、ミツがマネージャーの代わりにラビチャ打ってやがった。

ただでさえ、Aの事が好きなだけで、いじられてるのに、たまったもんじゃない。
いや、付き合ってるのを言ったら、そんなに言われないかな?

「大和さん、Aさん、今日来れないんですって。さっきチョコレートを預かったと一織くんからラビチャがありました。」

「ああ、そうみたいだな。」

「え?知ってたんですか?」

まあな、と答える。
既に昨日の時点で、ヤスからのとAからのチョコレートだけ渡しに行くとは言われてた。
今日、千さんの家でRe:vale3人で食事する事も知ってる。

【まぁ、寮に来たって2人きりになれる訳はないんだが。】

頃合いになったのか、リクとソウと寮に帰ると皆がお祝いしてくれた。

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ミズ ミズ(プロフ) - chattyさん» いつもありがとうございます!またよろしくお願いします^^ (2019年3月22日 22時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
chatty(プロフ) - 続編ありがとうございます!毎回ドキドキして拝見させて頂いてます(o^^o) (2019年3月22日 19時) (レス) id: 01aa2e4b44 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:miz | 作成日時:2019年3月22日 8時

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