48 〜大和side〜 ページ26
ミツがAを夕飯に呼んで、皆が口々にRe:valeと共演した事や、俺が千さんと話しに連れ出された事を言った。
正直、千さんからのラビチャや電話が多くて参っていた。
Aに言うと、昔に同じ様な事をされたらしく、懐かしいと笑っていた。
着信拒否する事に決めて、設定した後に聞いた。
「A、なんか悩みあるのか？」
『なにソレ。』
キョトンとした顔のAは、嘘をついてるようには見えなかった。
「千さんが言ってたんだよ。お前の浮き沈みがすごいって。なんかあったのか？」
『･･････あぁ、あれ。』
Aは考えるような仕草のまま、黙った。
やっぱ、何かあるんだ。
『別に大した事じゃないよ。ちょっと、こけら落とし関係でどうしようかって思ってるだけなの。なるようにしかならないから考えるのやめようって思ったら楽になるんだけど、また考えて沈んじゃう。それだけ。』
「ならいいけど。何かあるんなら言えよ？仕事じゃ頼りないかも知れないけどさ、それ以外は頼りにしてほしいとか思っちゃうわけよ。」
照れながら言うと、Aは笑ってお礼を言ってくれた。
部屋から出るとタマとソウが帰ってきていて、Aがお土産に持ってきた王様プリンに感激したタマが、Aを好きだと言って、Aもそれに軽く好きだと応えたらハグした。
何、勝手に抱きしめてんの。
ムカついてタマを追い回す。
「ごめん！ごめんってヤマさん！いって！叩く事ねぇじゃん！」
「うるせぇタマ！」
「ふふーん、Aっちが俺のこと、好きって言ったから、妬いてんだろ。」
「違う！その後！簡単にすんな！」
タマはAに懐いてるように見えるし、Aもリク相手と同じ様な目で見てるのは知ってるから妬くことはないけど、抱きしめるのはよろしくない。
【あいつ、あれで意外と胸あるから･･･抱きしめると分かるっつーか･･･】
「ハグ？ハグで怒ってんの？････めっちゃ柔らかかった。」
「タ〜マ〜！！」
掴みかかろうとすると、頭をパコンと叩かれた。
薄い雑誌のようなのを丸めた物を持ったミツだ。
「おっさんも環も！いい加減にしろよ！走り回るとホコリが立つだろ！陸が調子悪いの分かんねぇのか！！」
【あ･･･】
しまったと思って、Aを見ると苦笑いしていた。
俺、カッコ悪ぃ･･････
「バツとしてAはオレが送る！オレが帰ってくるまで２人は正座！」
言う通りにするしかなかった。
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ミズ ミズ(プロフ) - chattyさん» いつもありがとうございます！またよろしくお願いします＾＾ (2019年3月22日 22時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
chatty(プロフ) - 続編ありがとうございます！毎回ドキドキして拝見させて頂いてます(o^^o) (2019年3月22日 19時) (レス) id: 01aa2e4b44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年3月22日 8時
