34 〜大和side〜 ページ12
『え？私、娘扱いですか？』
「えー？ダメ？」
『あー･･･まあついこの前まで保護者でしたし、いいですけど。でも２人でお酌してもなぁ。』
万「じゃあ俺にお酌して。」
万理さんがAにコップを突き出す。
この人も、色々分かっててこういう事するんだよな。
Aは冷めたような目で万理さんを睨んだ。
『自分でやれ。･･･あぁ、つむちゃんにして貰えばぁ？私はおじさんにする。』
万「本当、かわいくない。」
『万にかわいいと思ってもらわなくて結構です！』
仲良いな･･･やっぱちょっと妬ける。
関係は教えてくれねぇし。
そう思って周りを見渡すと、マネージャーと社長以外全員が万理さんとAを見ていた。
【そういや、皆、万理さんとAが付き合ってるとか思ってるんだっけ？】
Aがこっちを向いた時に皆があからさまに視線を逸らした。
Aと視線が合う。
誤解されてるのは言った。
「『言っとくけど付き合ってないよ私/俺たち。』」
壮「え？そんなに息が合ってるのに？」
三「そんなに仲が良いのに？」
「バンちゃん、隠さなくてもいーんだぜ？」
「いやでも、業界人と付き合ってるのは色々と大変ですし･･･」
「お姉ちゃん、天にぃは？」
『いや、なんでそこで天。』
あ、それは流石に言ってないぞ。
「では、本当にコイビトではないのデスね？」
「『有り得ない。』」
すると皆が俺を押す。
Aの隣に座らされた。
お互いに見合って苦笑いした。
その時、社長と万理さんが健全な王様ゲームをしようと言ってきた。
陸「キ、キスとか命令に入る？」
音「入りません。娘２人が変な事に指名されたら僕が代打に入ります。」
あ、ちょっと安心･･･いや、俺がなった時困るなそれ。
最初はミツ。
結局ミツとナギが尻文字をする。
次は万理さん。
ソウが、社長にデコピン。
『おお、万、やるぅ！』
「お前！誤解生む言い方止めろよ！」
また２人でコソコソ話してる。
流石に面白くない。
万「A、お前後で覚えてろよ･･･」
『えー？なにがー？うっかり口を滑らせたらどうなるんだっけ？』
「どっちの話だよ！」
三「本当に付き合ってないんですかね？」
「『付き合ってません！！』」
息ぴったりだな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 149人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アイドリッシュセブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミズ ミズ(プロフ) - chattyさん» いつもありがとうございます！またよろしくお願いします＾＾ (2019年3月22日 22時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
chatty(プロフ) - 続編ありがとうございます！毎回ドキドキして拝見させて頂いてます(o^^o) (2019年3月22日 19時) (レス) id: 01aa2e4b44 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：miz | 作成日時：2019年3月22日 8時
