ファンの子2 ページ47
なかなか止みそうにない雨。
俺はというと、車を降りるときになんとなく雨のにおいがしていたから、トランクに積んであった傘を持ってきていた。
なんか放っておけなくて、ファンの子の元に駆け寄り傘を差し出した。
『これ、使って?』
ファン『え、でもはじめくんが濡れちゃいますよ。』
『俺は車だから大丈夫。遠慮しないで、使って!』
ファン『、、優しくされたら勘違いする人もいますよ!気を付けてくださいよ( *´艸`)』
『あ、ぃゃ、、(困)』
ファン『フフフ、、ほんと、大丈夫です!タクシー呼んで帰るので!気持ちだけで嬉しいです。ありがとうございます!、、あ、髪の毛になんかついてますよ?』
その子が手を伸ばしたので、取ってもらおうと少し屈んで取ってもらった。
このやり取りを、Aが見てしまった。
________
Aside
はじめくんのとの待ち合わせの時間より早くマスターが上げてくれたので、帰り支度をして店を出ると、雨が降ってた。
天気予報では雨が降るなんて言ってなかったのに〜
と、思いつつ、ロッカーに置いてある傘を取りに戻り、マスターに本日二度目の"おつかれさまでした"を言って店を出た。
はじめくんはまだ来てないみたい。
いつもは時間より早く来てるのに珍しいな、と思いつつ、待つことにした。
何気なく向けた目線の先には、傘をさしてる男女。
男性が女性に傘をさしてあげる動作をしたとき、男性の横顔が見えた。
A「はじめくん?」
え?
女性は誰?
え、、
いま、、
キスした?
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もち。 - もちもちあいり。さん» コメントありがとうございます!最近はじめ沼にはまってしまい、その勢いのままにこちらで書かせていただいてるので、皆さんのニーズに合うか不安ではありますが、あくまでも私個人の妄想story、、こちらもニヤケながら作品投稿していきます!また来てください(⌒‐⌒) (2021年9月6日 8時) (レス) id: d504ca7cdc (このIDを非表示/違反報告)
もちもちあいり。(プロフ) - はじめまして!初コメ失礼します! はじめさん推しの私には最高としか言えないです…毎回ニヤニヤしながら拝読させて頂いております…!笑 これからも楽しみにしておりますので更新頑張ってください! (2021年9月5日 23時) (レス) id: db5bd4d5b1 (このIDを非表示/違反報告)
もち。 - (名前)もーーーさん» 最高なんて言っていただけて、、嬉しすぎます!ありがとうございます! (2021年8月27日 1時) (レス) id: d504ca7cdc (このIDを非表示/違反報告)
(名前)もーーー(プロフ) - 最高です。もうそれしか言うことありません。 (2021年8月26日 22時) (レス) id: 177ac182fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もち。 | 作成日時:2021年8月8日 16時