検索窓
今日:17 hit、昨日:3 hit、合計:458,095 hit

3話 ページ5

.









あの後甘味処で大泣きしてしまった私








炭治郎に背中をさすられながらゆっくりと歩いて帰ってきた先は藤の花の家








『…炭治郎 もう大丈夫だよ』






竈門「…そうか?」






『うん』







本当はもう少し触れててほしい



最近誰にも抱き締めてもらえなくて…愛をもらえなくて寂しいから








炭治郎は何を不満に思ったのかずーっと私の背中に手を添えたまま







このままでは一生中に入れない気がしたのでしっかりと事情を説明する








『ほら、中に入ると伊之助とか泣き虫泣き虫って喚くし、禰豆子ちゃんに心配かけたくないし…』







…とか言っておきながら、ただ善逸が泣いた私を見て何ともないような顔をされるのが嫌なだけ







全ては自分が傷つかないために








竈門「…いつでも話を聞いてやる




悲しくなったら話してもらって構わないからな」ナデ







『うん ありがとう炭治郎』






まだ少し目が赤く腫れているけれどどうせ気づかれないか…





だって私と顔合わせしても知らんぷりだもんね






自分で考えておきながら不貞腐れてる私って本当に嫌な奴だよね







竈門「今戻ったぞ!




善逸?伊之助?禰豆子?居るか?」






炭治郎が戸を開けてくれる





いつもなら伊之助が突進してくるはずなのに誰の声も聞こえない






『誰もいないのかな…?』





竈門「いや…そんなはずは…」








「あー!やっと帰ってきた炭治郎ぉぉ



禰豆子ちゃん眠っちゃうし猪はどっか行っちゃったから寂しかったんだよぉぉ!



もうどこ行って…」









ある人物が喋りながらこちらに近づいてきた




声、口調だけで分かったよ





善逸が顔を出したのは途切れた瞬間




"どこ行ってたんだ"という言葉が途切れてしまう程驚いたらしい




目があった時、善逸の目が見開かれたから







そんなに私の存在邪魔だった?




ならなんで付き合ったんだよ




私の好意返して






と、一方的に悪態を心の中で呟いていると







我妻「…だよ」




善逸から低い声が聞こえた





竈門「…どうしたんだ善逸




聞こえない…ッ」






ガッ…









竈門「ッ…」






…え?上手く状況が呑み込めない







凄い速さで炭治郎の胸元を掴み壁に追いやった善逸は今までに無いくらい怖い目をしていた








我妻「なんで……お前…



なんでお前が俺のA泣かせてんだよ…!」








…はい?

お知らせ(変更)→←2話


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (780 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1658人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

向日葵 - 豆腐様ァァ!とってもいいお話でした!!他の作品の更新などで忙しいとは思いますが頑張ってください!応援しています!!! (2021年8月16日 21時) (レス) id: 83fecc27de (このIDを非表示/違反報告)
むいくんガチ勢 - とっても良かったです!!!!!感動しました!!!!!愛って人それぞれですものね...(・∀・)←作品が良すぎて、あわわわってなった人 (2020年11月9日 17時) (レス) id: 161ba2dcae (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ゆな(プロフ) - わぁぁ…感動しましたっー! (2020年11月3日 0時) (レス) id: 818c24f191 (このIDを非表示/違反報告)
猫柱にゃん子 - 目から透明なアセロラジュースが (2020年7月24日 15時) (レス) id: 55a94d494e (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 神経ゾッワゾワする!!感動作ですね!!あれ…目から汗が止まらない…冷房付けても止まらないよぉ…なんてこったパンナコッタァ!! (2020年7月5日 11時) (レス) id: e236824061 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:豆腐 | 作成日時:2020年3月4日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。