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1話 ページ3

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『炭治郎!今日も甘味処行ってくれるよね!?』








竈門「俺は別に構わないが…



身体周りが肥えないか?最近少し丸くなったんじゃ…」







『私のせいじゃないもん!』








あの日からストレスが溜まりに溜まりまくってる私は暇があれば誰かと甘味処でドカ喰いしながら愚痴を吐いていた






元はと言えば、善逸が私に構わなくなったのが悪いんじゃない




いつも最優先してくれなんて言わないよ




ただ、少しくらい私の事も視界に入れてくれても良かったんじゃないの?









『…私だけ善逸のこと考えてるなんて、馬鹿みたいだよねほんと』






ポツリと呟いた一言





目頭が熱くなる






冷たくしてるのは善逸のこと嫌いだからじゃないのに…




なんでわかってくれないの?




善逸は耳がいいんでしょ?





私の気持ちくらい理解してよ…







やり場のない怒りが込み上げてきて、隊服のスカートの裾をギュッと握り締める







シワになっちゃうけど…もう気にならないよ







ガシッ






竈門「…A



行こう甘味処に」







『…え?私太っちゃうよ?炭治郎は私が家畜になっても平気なの?』







竈門「Aは十分に細いから大丈夫だ!」






『さっきと言ってる事が違う気がする』







ブツブツと私が文句を言っていると炭治郎が私の腕を引いて「早く!」と小声で叫んだ








やれやれ…と足を進めると何故か走り出す炭治郎






腕をギュッと掴まれているから私もつられて走ってしまう









『ちょ…!どうしたの!』






竈門「…」







『やい!炭治郎!この…!おでこに訳の分からないアザあるくせに…!』







竈門「うるさいぞ」







それだけ言うと炭治郎は足を止める







急に止まんなよ…と辺りを見渡すともう甘味処へ着いていた






『…へ?





もしかして炭治郎…私がそんなに食に飢えてると思ってるの?



そんなに私醜いかな』







竈門「そうじゃなくてだな…」







炭治郎ははぁ…と息を吐くと少し頬を赤く染めて視線を逸らした





『…ん?』







竈門「…善逸が



善逸が俺たちの居た場所に近づいてきてたから」






『…は』






え?何?炭治郎はそれだけの為に走ってくれたの?







『私が傷つくから…かな?』






竈門「…俺は知らないぞ」








炭治郎の顔は真っ赤でいつもの余裕そうな彼ではなかった






ちょっと嬉しい…なんて

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向日葵 - 豆腐様ァァ!とってもいいお話でした!!他の作品の更新などで忙しいとは思いますが頑張ってください!応援しています!!! (2021年8月16日 21時) (レス) id: 83fecc27de (このIDを非表示/違反報告)
むいくんガチ勢 - とっても良かったです!!!!!感動しました!!!!!愛って人それぞれですものね...(・∀・)←作品が良すぎて、あわわわってなった人 (2020年11月9日 17時) (レス) id: 161ba2dcae (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ゆな(プロフ) - わぁぁ…感動しましたっー! (2020年11月3日 0時) (レス) id: 818c24f191 (このIDを非表示/違反報告)
猫柱にゃん子 - 目から透明なアセロラジュースが (2020年7月24日 15時) (レス) id: 55a94d494e (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 神経ゾッワゾワする!!感動作ですね!!あれ…目から汗が止まらない…冷房付けても止まらないよぉ…なんてこったパンナコッタァ!! (2020年7月5日 11時) (レス) id: e236824061 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:豆腐 | 作成日時:2020年3月4日 17時

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