彼氏に冷たくしたら、負けじと冷たくされたんだが【鬼滅の刃】

8話 ページ11

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『ふぅ…』









誰よりも先に湯浴みを終えて、炭治郎達がいる居間に向かおうと脱衣場を出る








｢…ねぇ｣







『…ﾋﾞｸｯ




い、いきなり声かけてこないでよ…！





……善逸』









廊下で私のことをずっと待っていたのか、善逸が私を呼び止める









我妻｢…炭治郎と、なんかあった訳？｣






『…え？』







なんでいきなり…





前まで炭治郎と出かけてもお喋りしてもなんにも言ってこなかった癖に…








『別に…善逸には関係ないでしょ』







我妻｢…ｯ


あーもう！なんでお前はそういう言い方しかできないかなぁ！？｣







『い…いきなり怒ることないでしょ！


ホントの事じゃん…！』







我妻｢いいから言えよ！勿体ぶるな！｣







『別に勿体ぶってる訳じゃないし…！




…てかなんで善逸がそんな事気になるの？




私達の勝手じゃない！』








我妻｢……かよ｣






『…何？聞こえない…ｯ』








"聞こえない"と伝えた途端、目の前の彼に腕を引かれた




抱き締めることはなかったけれど距離が近くなる









我妻｢…Aの彼氏として…




Aの事何でも知りたいとか思っちゃ駄目なのかよ…｣






すごく切なそうな声色で言ってくるもんだからきゅっと胸が締め付けられる






炭治郎と…約束したばかりなのに








我妻｢…最近相手してくれなくて寂しいの気づいてよ｣






『…善逸』







寂しいだなんて…思ってくれてたの…？







善逸の体温が恋しくて、善逸の衣服を掴んでしまう








『…禰豆子ちゃんと私、どっちが好きなの』





我妻｢…え？｣








あ…思わず聞いてしまった…




聞くはずはなかったのに…






…ちゃんと応えてくれるよね？はぐらかしたりしないよね？







我妻｢…そんなの、比べる事じゃないだろ｣







ｽﾞｷｯ…







あぁ…やっぱり応えてくれないのか





｢そんなのお前だよ｣って…



｢禰豆子ちゃんよりもお前が好きだよ｣って…








『ｯ…応えて…ほしかったなぁ…』







我妻｢…A？｣







『ごめん…湯冷めしちゃうから行くね…』







我妻｢…うん｣






善逸は私が泣いてる事に気がついてる筈なのに止めなかった






炭治郎…埋めてよ 寂しいの





この恋…もう本当に終わっちゃう…









明日…合格発表…




私が受けた所は偏差値61で高くないから受かってる筈…

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

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