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一人暮らしする自宅は最寄り駅から徒歩10分。
たかが10分だけど、
こんなにも長く感じたことはない。
「ここ？」
『……そうです。』
「んじゃ、行くわ。また明日な？」
『えっと、その…』
「ん？」
『今日は…あ、ありがとうございました…。』
ユンギ課長は、クスって笑うと
クルって背中を見せて
手のひらをひらひらさせながら
来た道を戻って行く…。
聞けばユンギ課長が住む所は
私が住む所と少し近くて
路線は同じだけど、
最寄り駅は私よりも手前だったらしい。
"『なんで降りなかったんですか！』"
"「なんでって…、」"
"「お前を送ってくために決まってんだろ？」"
そう言われた瞬間…
ほんのちょっとだけど、
どくんって胸打つ音が響いた。
ほんと、…不思議な人。
知れば知るほど謎だらけ。
ユンギ課長…
最終に間に合ったかな？
間に合わなきゃ
タクシーでも捕まえるって言ってたけど、
お礼…、
改めてまた明日言わなきゃだよね？
" また明日な？ "
…………明日か。
明日はどんな顔して
ユンギ課長に会えばいいんだろう。
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みー(プロフ) - ユンギ課長やりますね、サラっと送っていく感じかっこいい、また更新楽しみにしてます(^^)/ (2020年9月7日 0時) (
レス) id: be93945979 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - みーさん» これからは定期的に更新するように頑張りますね。私もコメントいただけてすごい嬉しいです！ありがとうございます(^-^) (2020年9月4日 1時) (レス) id: c2b22d23f6 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 初コメ失礼します、更新楽しみにしていたのですごい嬉しいです！次回楽しみです！！ユンギと進展少しありそうですね、普通なコメントで申し訳ないです。 (2020年9月4日 1時) (レス) id: be93945979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな | 作成日時：2020年8月20日 23時
