検索窓
今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:577,299 hit

25 ページ25

「ってことで、これから宜しくね?」






なにがなんでこうなったのか、







クビを覚悟してた私としては






喜ぶべきなんだろうけど






信じられないっていうか、







これって






……夢、じゃないんだよね?









「Aちゃん……?」


「大丈夫……?」


『…ダ、ダイジョウブ……デス』








「こらりゃダメだな。笑 」




ユンギさんは呆れたって感じで笑ってるし


テヒョンさんはにこにこ…っていうより


にんまり?




「あのね、ムリにってはなしじゃないんだよ?」


『…はい。』




イさんはいつもの優しい笑顔だけど…、




「Aちゃんがよければの、はなしだから。 笑 」








それって…


私次第、ってこと…なんだよね?









「ほらねー、俺の言った通りになった!笑 」



テヒョンさんはなにやら騒いでるけど


まったく頭に入ってこないし、




「で、どーすんだよ?」




ユンギさんは急かしてくるし、




『や、だって…、私なんかが…』




「まー、いろいろ覚えることもあるし、大変なことも多いけど…Aちゃんならしっかりしてるから大丈夫だよ。 笑 」








……ほ、ほんとに?







だって……、


私、ただのバイトだよ?


ただの学生。






そんなもったいない。





それに


今日初めてユンギさんと出会ってドキドキしたり


テヒョンさんにも会って可愛いとか思ったり


それで…


それだけで疲れきっちゃった私としては


これから上手くやっていけるのか自信もない。









「いいんじゃねぇの?」


『……え?』









「だって、お前の夢だったんだろ…?だったら断ることなんかねぇだろ」







そうなんだけど…、急にだから…


頭が、心が追いつかないっていうか……









「A…、」







ユンギさんに、名前で呼ばれて


はっ、とした…。







「お前の夢、…諦めんの?」








……私の夢?


そっか、そうだった……。






いつの間にか抱いた、…夢。


諦めかけた、…夢。









ユンギさんのその一言が


私の背中を押してくれた。

YG side→←24



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (395 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2221人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ユンギ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はな x他1人 | 作成日時:2019年11月19日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。