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「無責任って、そんな言い方…、く、クビ！？」
その言葉を聞いて
頭が真っ白になる。
「ちょ、…な、なんでそうなるんですか！」
声を荒らげる、イさん。
こんなイさんを見るのは初めてで
温厚な人がこんなにも感情的になるんだなんて
…って、
そうさせてるのは、私のせい。
私があのとき、ちゃんと断っていれば
こうなることは分かっていたはずなのに。
イさんは庇ってくれているけど
" 無責任 " そう言われて
" クビ " って言われて
当然だとも思った。
だって、全部…自分のせいなんだから。
でも、どうしよう。
正直クビは困る。
とりあえず謝りに行かなきゃ、だよね…？
許してもらえるかは分からないけど
とにかく直接謝罪しに行かないと、
後退りするように
この場から立ち去ろうとした
そのとき、だった……
「どこ行くんだよ、」
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作者名：はな x他1人 | 作成日時：2019年11月19日 19時
