私はあなたの事を信じてたんだよ。 (ページ5)

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５敗ページ5

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今日から始まるBroooockサマの専属のお仕事は、もともと数の少ないBroooockサマの専属だけでは成り立っていなかったらしくすぐに私に仕事が渡される。

私が初めてこの国に来たばかりの時は女遊びが激しくって専属が多くいたBrroooockは、今は”救済の乙女”にばかりに夢中になっちゃったようだ。

今日からの私の復讐はあなたを私のものにすること。

今日からあなたには破滅の道しかないのだから。

今日の１つ目の私の仕事は彼の部屋に行き彼をおこすこと。

いつになれば私の正体にきずいてくれるのかしら？

数回のノックで彼の部屋に入るとひどい有様。

なぜこんなに部屋を汚せるのだろうか。

地面に散らばっている者たちをよけながら彼のベッドまで向かう。
何回か起こそうとしても起きない彼に嫌気がさした私は彼のお布団を奪う。

流石に寒くなったのか無理やり体をおこしたがまだ頭は夢のなからしい。

私は彼の頭を覚醒させるよう彼に思いっきりたたく。

「へ？あれ、君は誰？僕の専属にこんな顔の子いたっけ？」

そう言いながら顔をべたべた触る彼に私は言う。

「やめてください。」

Broooockがぶっりこを好きじゃないことも自分に興味のあるやつにBroooockの関心がないことも知っている。

私は彼にできるだけ近ずいて、そしてできるだけ離れられる距離に行くのだ。

「君、全然かわいくないじゃん。」
あぁ、やっぱり彼は私に関心を示す。

「ありがとうございます。」
だから私は彼へと近ずく。

「本当に可愛くないね。それで君は僕に何の用なの？君の名前は？」
そう聞く彼の顔は笑顔だ。

「私はあなた様の専属のAです。あぁ、あと少しで朝食の時間になってしまいますので急いで準備をいたしましょう。」

そうやって言う私を見て、少し詰まんなそうな顔をした彼はゆっくりと体をおこす。

質問のチャンスを与えぬように、私は彼の着替えの用意をする。