44話 ページ45
『悟も言ったかもだけど、領域内での攻撃は絶対に当たるの』
虎杖「言ってた五条先生」
『なぜ当たると思う?』
虎杖「えーっと、わかんね」
『それはね、この領域を支配しているのは自分なの。相手が領域を展開しない限り勝ち目はない』
虎杖「へ〜」
『対処法は聞いた?』
虎杖「聞いたと思うけど覚えてない」
『そうか、なら教えるね?相手の攻撃を術式で防ぐ。これは確率は低いけど領域外に逃げる。未完成の場合ならできるね』
虎杖「確かに……俺たちの任務の時のって」
『そう!未完成の領域。だから野薔薇ちゃんは伏黒くんは外に出れた。完成してたら死んでるよ』
虎杖「伏黒はわかってたって事?」
『うん!そういうことになるね。もう1つの対処法はこちらも領域を展開することだよ』
虎杖「五条先生がやっては方法って事?」
『そうだね。虎杖くんが見たのは五条先生の領域しか見てないからわかんないと思うけど逆に領域を展開しても押し負ける場合もあるの』
虎杖「え?」
『例を出そうか。前の呪霊と悟呪力量的にどっちが有利だと思う?』
虎杖「えっと五条先生かな?」
『そう!領域は自分の呪力量と相手の呪力量によって展開するかしないかによるのよ』
虎杖「へ〜」
『でも、不利だとわかっていても使っていいのよ?』
虎杖「なんで?死ぬじゃん」
『そうね。死と隣り合わせだからね。じゃあもう1つの例を出そうか』
虎杖「うん」
『もし私が相手の呪霊より少ない呪力量だとしよう』
虎杖「うんうん」
『相手も領域展開ができてこちらは不利だ。そんな時に虎杖くんならどうする?』
虎杖「俺?そうだな〜。最初に領域を展開して少しでも有利なのを作るっかな?」
『正解。相手を弱らせて領域展開を防ぐのよ』
虎杖「なるほどね」
『私の説明は以上よ。なら、次は交流会ね』
虎杖「あ、そうだった」
『交流会は、東京校と京都校で争うイベント』
虎杖「へ〜」
『私たちがいつも授業で使っている森でやるわよ。その中に呪霊を放つ』
虎杖「え?なんで?」
『その呪霊には御札を貼ってるのよ。殺したらその御札が燃えるってわけ』
虎杖「へ〜便利」
『その原理を使って、殺したらこちら側にわかるようになっている。最終目標はいちばん強い呪霊を祓うこと』
虎杖「……」
『相手校の邪魔をしてよし。殺すのはダメ。それ以外ならなんでもありってわけ』
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なぎねぎ - できたらでいいので教えてほしいです!お願いします。 (1月10日 17時) (レス) @page47 id: eca7262407 (このIDを非表示/違反報告)
なぎねぎ - なんか、五条悟と(名前)さんが似ているように思ったのですがわざと似せているのですか? (1月10日 17時) (レス) @page47 id: eca7262407 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜(プロフ) - 安心してください!私の作品全ては悟と結ばれます! (2021年6月5日 2時) (レス) id: c9036f3dc7 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 五条悟と夢主ちゃんは結ばれてますか? (2021年6月4日 20時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜(プロフ) - できます!コメントありがとうございます! (2021年6月2日 19時) (レス) id: c9036f3dc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜 | 作成日時:2021年5月11日 19時