ごめんなさい私逃げます『五条悟』

39話 ページ40

『術式順転「吹雪」』


宿儺に向かって吹雪を放った





がものすごいスピードで雪をかわしてこちらに来た




宿儺「遅い」


『！』



宿儺「っち。また無限か」



『ならば、玉犬！』



伏黒「！」


初めて見た俺の術式を使った所



宿儺「へ〜……なるほどな。お前術式を複数使えるのか」




『そうだけど……何か？』



宿儺「でも……そんなら一つだけ使えないのあるだろ」



『っ』



宿儺「呪言だな？舌にあの文字がない」



『だから？……っ』



錆兎「A……これ以上は」


『う、うるさい！』


錆兎「！」


『やつは私の大切は友達を人質にした。殺したんだ』



錆兎「……」



『だから……だから！』


錆兎は私の前に立った


錆兎「少し頭を冷やせ」



錆兎は私の額に呪力を流し気絶させた


宿儺「っはっは！馬鹿な娘よ」



錆兎「宿儺お前に頼みがある」



宿儺「頼みだと？」


錆兎「今ここで仮を返せ」


宿儺「俺にどうしろと？」



錆兎「お前の反転術式でA呪いヒビを直せ」


宿儺「お前だってできるだろ」


錆兎「俺はお前より劣る」




宿儺「しゃーねーな。これでちゃらにしてやる」







宿儺は反転術式をやった




宿儺「では始めようか伏黒恵」



伏黒「！」


宿儺「……！やはりこれからだったということか。魅せてみろ——‼︎伏黒恵‼︎」



伏黒「……っ」



すると宿儺が消え虎杖くんに変わった









『……っ』


私は目を覚まし急いで伏黒の方を見ると



虎杖くんの気配がして喜んだが


彼はそのまま倒れた




『虎杖くん！』


伏黒「……」


『そんな……いや〜！』



私は雨の中必死に叫んだ




その後彼は解剖室に運ばれた



伏黒は……まァあれでしょうね








私は近くの部屋を借りた



『……っ。』



錆兎「いい加減休めよ。呪力の変動が来てるんだろ」



『嫌よ……虎杖くんのやつを見るまでは』



錆兎「……はぁ」



錆兎は私を抱え解剖室に入れた



悟「A……」


『……』


悟「どうしたの？」



悟は錆兎から私を奪いおでこに手を当てた



悟「あつ！寝てなきゃダメでしょ」


『お願い……虎杖くんの傍に……いさせて』


悟「今は自分の体を大事にして」


『私の……せいで虎杖くんが……死んでしまったのよ！』


悟「だから！Aのせいじゃないって」



『……っ泣』


悟「わかった。見届けたらちゃんと休みなよ？」


『ありがとう悟』

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