ごめんなさい私逃げます『五条悟』

27話 ページ28

悟「お前の目的って？」


"『簡単よ。この子を消して自分の身体を取り戻し、人をこの世界から消すことよ』"


悟「！」


"『そんなに驚く事？私と宿儺様は人間がもう嫌なのよ』"


『お喋りはそこまでしになよ』


悟「！」


"『は？！お前まさか』"


悟「え？どういう事？」


『ごめんね？悟呪いの姫が色々言ってたみたいだけど』


いつものAだ


悟「大丈夫大丈夫！必要な事は聞けたから」


『……あのさ悟』



悟「ん？」


『怒らないの？』



悟「何が？」


『呪力の事黙ってたんだよ？』


悟「……まぁムカついたけど事実は変わらない」


『……』


悟「それに」


『それに？』


悟「僕はそれを聞いて決めた。Aをその呪いから解放するってね！」



『え？』


悟「呪いなら解く方法あるはずでしょ？」


『……』



悟「僕は君を死なせない」


『ありがとう……でももう1つ言ってないことがあるの』


悟「何？」



『今私と姫を交換したけど……日に日に彼女の呪力が強まってるの』


悟「それって」


『わたしが今抑え込んでる状態だけどいずれか私の意識がおかしくなるかも』



悟「その場合になったら僕にちゃんと言ってね？」



『うん…』


悟「1人で抱え込まないでね？Aは悪くない」


『うん』



すると私の携帯から電話が来た


『もしもし？』


"伊地知「Aさん。任務のお知らせです」"


『伊地知さん毎回ありがとうございます』


悟「伊地知？」



"伊地知「あの……今五条さんの声が聞こえたのですが」"


悟「僕がいると都合が悪いわけ？」


"伊地知「いいえ！そんな事は」"



悟「伊地知僕とAの時間を邪魔したから後でまじビンタ」


"伊地知「えぇ！」"


『まぁ……ともかく後でメールでお願いします』


"伊地知「わかりました。では」"


そして電話が終わった


悟「任務僕も行く〜」


『ダメだよ！悟だってあるでしょ？』


私が電話しているタイミングで悟も任務がきたのだ


悟「え〜」


『行かないと……ね？言ったよね？』



悟「！行きます！行かせていただきます！」


悟は急いで向かって行った



『ふふ』



傑「相変わらず扱いが上手いね」


『聞いてたんだね傑』


傑「まぁね。悟Aとまた出会って元気に見えるよ」


『そうなんだ』


傑「戻って来てくれて感謝するよ」

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