8話 ページ10
蛍の部屋
貴「月島くん…あの…私やっぱりわかりません。」
月「ふーん」
そう言ってケータイをいじりはじめた
そのケータイには恐竜のキーホルダーがついていた
貴「あれ?そのキーホルダー持ってる!」
かばんをあさり、自分のケータイを取り出した
蛍「へえ、持ってたんだ。なんで?」
貴「私事故にあったらしいのその前のこととか覚えてないけど。
病院で目が覚めると、このキーホルダーを大事に握ってたの
だから私にとって大事なものなんだと思う!
覚えてないんだけどねアハハ」
事故になる前誰かに会ってた気がする
誰に?
意識が朦朧とする
ドサッ
蛍「A?」
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朝が来たよコケコッコー
貴「ん?私いつの間に寝て…あれ?ベッドで寝てたんだ」
月島くんは布団をひいて寝ていた
私をベッドに寝かせてくれたんだ…
申し訳ない
しかもメガネまで外してもらってるし…
貴「ねぇ、月島くん、起きてー!朝だよ朝練行こうよ」
蛍「んー。」
眼鏡外してると
かわっ…かわいい
でも起きない…
貴「蛍、起きて」
月島くん耳元で言った
蛍「うわっ」
ゴチっ
頭がぶつかった
いてて
蛍「何してんの」
目が悪いから
目つきも悪くなるのわかるよ
貴「あ、朝練行こうよ」
蛍「あぁ朝練か。着替えるから先朝ごはん食べに行ってて」
貴「わかった」
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作者名:実樹 | 作者ホームページ:http://mikimizuki
作成日時:2014年9月3日 21時