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６話 月島 ページ7
Aにキスをした
貴「なんでキスしたの」
蛍「知らない」
Aは泣きそうな顔をしている
そりゃ嬉しくないだろう相手が僕だし
貴「ごめん。今日はもう帰るねじゃあね」
蛍「まっ…__《ﾄﾞﾝｯ》
Aが、事故にあった
目の前にはAが血を流して倒れている
とても怖かった
僕のせいでAが死んでしまうのかと思った
病院へ行くとオデコに傷がついただけだったらしい
それと…
記憶が家族以外覚えてないらしい
いままでの記憶全部
僕は逃げたAに会わないようにした
そして時間が経ち
僕は鳥野高校に入学した
君が帰ってくるらしいと聞いた
嬉しかったけどやっぱり記憶が無いらしい
あのころとは同じ髪型に同じ目それにメガネもつけていた
変わらないけど性格が明るくなくなってとても大人しい人だった
何故か部活に入ってきた。
まぁ、ちびのせいなんだろうけどね
予想はつくよ
嫌なら断ればいいのに
〜部活終了後〜
Aと帰ることになった
貴「ごめんなさい。全然覚えてません」
やっぱり覚えていなかった
月「知ってるよ。覚えてないの僕のせいだから。あの時は逃げたけど今はもう逃げないよ」
壁に押し付けた。
周りは静かだ
心臓が
うるさい
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作者名：実樹 | 作者ホームページ：http://mikimizuki
作成日時：2014年9月3日 21時
