なんで… ページ40
『どういうつもり!?』
私が怒っている理由。
それは・・・。
「僕はこの公演が賭けだと思っていました。
ジャニーさんが最後に作ったグループだからといって成長してないなら存在する価値がないと思って、なくなると思っていました。
滝沢さんが作ったグループを滝沢さんが推したいのは当たり前です。
それに負けてたら一生上に行けない。
ジャニーイズムを継承することが大事だと思いました。
ジャニーイズムはいつも人を驚かせる。
それを僕たちがやらないと勝つ筋はないと思います。
何人も仲間を失ってきました。
やる気がないと思われたメンバーもいます。
そいつは、僕の親友で......。
そんな奴も、僕とは仕事の話をしていました。やる気を出していると思わせるのが不得意みたいで。
僕はそれも個性だと思っています。
僕らがビッグだったらそれも個性だったのに、まだまだ未熟だから、辛い思いをさせてしまいました。
僕でも辛かったから、あいつはもっと......。
僕らにはジャニーさんみたいな人がいます。
天才振付師と天才プロデューサーなんですけど、道標を今回のそして今までのコンサートでつくってくれました。
僕たちはまだまだやれると思ってるので応援のほどよろしくお願いします。」
この内村の言葉である。
最後の挨拶の順番を決めたのは私自身だが、言葉はその時その時で本人たちに任せていた。
でも、こんな発言をするとは思ってもいなかった。
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作者名:じゅんな。 | 作成日時:2020年12月22日 22時