こうせいくん ページ37
もし、檜山光成の彼女だったら……
檜山と同い年で少年忍者所属(青所属)設定
『檜山くん』
「ん?」
『これ終わったらご飯行こ??』
雑誌の撮影の空き時間にご飯のお誘いをしてくれるのは俺の彼女のA。
「いいよ、どこがいい??」
『檜山くんが食べたいもの。』
同い年だけどAの方が先輩なのに苗字に君付け。可愛いんだけど付き合って2年。名前で呼んで欲しい。
「考えとく」
『うん』
「ねぇ」
『ん?』
「名前で呼んで?」
『え?』
「Aの方が先輩なのに苗字にくん付けは……。それに彼氏だし……」
『檜山くんは檜山くんじゃん。』
「うん。俺は俺だけどほかのメンバーと同じ檜山じゃなくて名前で呼んで欲しい。」
忍者のメンバーの中には下の名前でAに呼ばれてるメンバーもいるのに、彼氏の俺が苗字って悲しくない??
『えっ……無理……』
「なんで??」
『なんでって……。』
「理由あるって事??光成って呼べない理由が……」
『前、1回名前で呼んだ時あるでしょ??』
「うん。」
1回だけ、下の名前で呼ばれた時があった。
その時は、湧や竜生たちと盛り上がっててAが何回も呼んでるのに全く気づかなくて、
滅多に出さない大きな声で初めて下の名前呼ばれた時。
『あの時、気づかなかったごめんってハグした時がすごくかっこよくて心臓もたなくて……』
「ふーん。そっかー。」
『だから光成くんって呼ぶと思い出しちゃうから……』
「じゃあ、檜山くんって呼んだら1回ごとにキスするね。」
『えっ!!!?』
「え?じゃない。光成って呼ぶの。わかった??」
『無理だよ……檜山くん。』
「はい。今檜山って言った。」
ちゅっ。
顔が真っ赤になるA。
「呼ばないとライブ中でもするからね。」
『わかった……』
『光成くん』
「ん??」
『大好き』
「/////」
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作者名:じゅんな。 | 作成日時:2020年12月22日 22時