6-5 ページ39
・
「もし、本当にオペレーターがAIだというのなら、的確な勝率だって分かりますよね…。
…変なこと言ってるのはわかってますし、それはあくまでもデータ上のものだとわかってます。…でも。」
珍しい。と、いうか意外だった。elleはどんなことがあっても冷静に、先を見据えて、ってイメージがあった。
あんまり人を頼らない。自分のチカラを誰よりも理解し、一匹狼ならぬ一匹娘な感じがしたのだが
『…双葉ちゃんに引き分けたのは、jeからしたら凄いと思うけどね。』
この空間だけがしんと静まり、周りの音と肉の焼ける音だけが聞こえてくる。
まぁ焼き肉なんてそんなもんか。
『elleのトリガーは一種のオリジナルトリガー。同じオリジナルトリガー使いとして、あんなにすんなりトリガーになれられて、臨機応変な対応されて……。
オリジナルトリガー使いとしてはね、初見で相手をいかに追い詰められるか、それが何よりも重要なのね。
それも、ホントに初披露の今は。』
木虎意外の嵐山隊面々もjeの言葉に耳を傾ける。
『焦らなくても大丈夫。なんて言葉は、藍ちゃんには必要ないと思う。だから言うよ』
周りをちゃんと見なさい
『tuの周りには、tuを支えてくれる仲間がちゃんと居る。それはとっても幸福なこと。tuは一人じゃない
今回みたく、ときちゃんと一緒に、仲間と一緒に戦えばいい
一人じゃ駄目なら、一人じゃ無理なら、逃げていいのさ
もう一度、仲間と一緒に、試行錯誤を繰り返して、何度逃げたって、最後に
逃げることは負けじゃない。本当の負けっていうのは、全部全部見失って、勝手に自滅してしまうこと』
藍ちゃん。tuは凄いよ。私もこの時期、この季節、この歳に、沢山迷った。だからtuも沢山悩んで。仲間と一緒に答えを見つけて
『間違っても、jeと同じ道に進んじゃ駄目だよ』
焼いていたカルビを皿にのせ、それを木虎の前におく
『勝率なんて知らんよ
太刀川さんは私の首チョンパしてきたし、トリオン検査で見たけど、里見なんて色々ぶっ飛んでんじゃん。条件反射であそこまでされたら流石No.1としか言えんよ
壁なんてそんな簡単に破れっこない癖してすーぐ現れるんだよ。残念なことにね。
でもね。jeは自信を持って言える』
tuの仲間は、ちゃんと強いよ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 275人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
莱歌（らいか）(プロフ) - もみじさんさん» わわっ！有難う御座います！！！嬉しい限りです！頑張ります！ (2021年11月11日 19時) (
レス) id: d8fe893aaf (このIDを非表示/違反報告)
もみじさん - 面白いぃぃぃ！！！神すぎるぅぅ！更新頑張って下さい！ (2021年11月10日 20時) (レス) id: 8f531be5b9 (このIDを非表示/違反報告)
莱歌（らいか）(プロフ) - Riさん» わー！ゴメンナサイ！有難う御座います！がんばります！ (2021年10月17日 19時) (レス) id: d8fe893aaf (このIDを非表示/違反報告)
Ri - 続き気になる〜〜〜！！ (2021年10月17日 11時) (レス) @page21 id: cdf713c673 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：莱歌（らいか） | 作成日時：2021年9月13日 12時
