＃27 打ち上げ ページ28
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卒業式が終わったあと、私達はある市民ホールに集まっていた。
磯貝 「暗殺教室＆椚ヶ丘中学校卒業を祝って………」
「「「「『カンパーイ！』」」」」
コップを片手に握り、カンッと音をたててオレンジジュースを飲む。
目の前には、原ちゃん特製の料理がズラッと並んでいる。
『いやー、いよいよ卒業ダネ〜！』
速水 「Aはもう就職だっけ？」
『そー、偶々私の行きたかった編集社が募集しててね』
不破 「先抜かされちゃったな〜」
『イヤイヤ、不破ちゃんが書きたいのはヒーローの熱血モノでしょ？私のは漫画っていうより青春ストーリー的な感じだし？』
そんな他愛無い話しで盛り上がるこのテーブルの隣では、カルマが悪魔の尻尾をはやし、渚が苦笑い、カエデは顔を真っ赤にしていた。
カルマ何言ったんだか……
『莉桜はアメリカに留学だっけ？』
中村 「うん、まぁ来年の夏休みにでも帰ってくるよ」
『そん時は全員集めて武勇伝聞かないとだ
ね。全員の』
中村 「そだねー……。」
渚 「ちょッ！辞めてよカルマァァ！！」
隣から聞こえてくる渚の悲鳴、今度はカエデも渚も顔を真っ赤にしていた
ふと、学校用のバックに入っていたスケッチブックを手に取る。
片岡 「コレ、ホントに打ち上げなの？」
磯貝 「アハハ……。」
1年間使っていたこのスケッチブック。割と分厚いノートで、一週間に一回くらい描いていた私でも、長く使うことが出来た。
ただ、いつも手入れされていた絵とスケッチブックに、もうせんせーが手入れすることはない……。
『濃かったね、この一年。』
スケッチブックに話掛ける。
ラストページは、まだ何も描かれていない真っ白な１ページだった。このスケッチブックの始めのページには、殺せんせーが描かれている。
『成長記録………描こうかな……』
コレは、私がまだ自分を作って、周りと関わろうとしなかった時、殺せんせーが始めて私に声を掛け、只々無心で描いた面白味の無い絵。
タイトルは、『超生物とのはじめの一歩』
家に帰ったら徹夜かな〜、なんて考えながら、私は料理を口に運んだ。
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チョッコレート - ここまでいいクロスオーバー作品見たことない！だから続きを、さっそく続きを恵んでくれぇ！お願いします！ (2021年2月27日 11時) (
レス) id: 38d2d1d0df (このIDを非表示/違反報告)
あーーー - 続きいいいいい！くださああああい！ (2021年2月21日 8時) (レス) id: 69529bf7e0 (このIDを非表示/違反報告)
赤猫(プロフ) - 更新頑張って下さい (2020年12月22日 23時) (レス) id: 231f0ae7ae (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - 一作目、二作目、どちらもユーモア溢れるクロスストーリーでした！今後も素晴らしい作品の数々、期待してます！ (2020年9月22日 23時) (レス) id: 8f531be5b9 (このIDを非表示/違反報告)
召亜 - 感想一発目失礼します！すっごく面白くて、好きです！！敵として対峙する、ヒーローとアサシン･･････燃えます〜っ！！これからも頑張ってください！期待しています (2020年9月21日 21時) (レス) id: ddd1b9b093 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莱歌 | 作成日時：2020年9月6日 11時
