＃25 卒業式 ページ26
・
《３年Ｅ組。１番、
その言葉と同時に、私はパイプ椅子から立ち上がり、ステージに登る。
理事長「いい目をするようになったね、
『理事長も、この一年で、少し変わりましたね。不器用な所は変わってませんがっ！！』
理事長「フフ。やりたいコトを貫き通しなさい。轟さん」
『…………なんでもお見通しでなんですね、浅野先生は…』
この人の教育方針は、あまり好きでは無いけれど、憎めない人なのは確かだった。
『やっと終わった〜！！浅野親子、話長いんだよ。疲れた』
カルマ「聞いてるフリすらしない癖に良く言うよ………」
『うるせー！』
「A？」
『…冬美……さん』
カエデ「それじゃ、A。
渚 「夜の打ち上げで」
『うん……またあとでね………』
察してくれたのか、先に行ってしまったカエデ達。
冬美 「あ、ゴメンね、お友達と話してたのに……」
『………いえ…………』
………気不味い……何も言わずに出て行ったから、流石に怒ってるかな………
冬美 「お父さん、その……急用が入っちゃったみたいで」
『………そうですか……今やＮｏ．１ですもんね！私なんかに時間を裂いている暇などありませんよ！』
冬美 「あ、あのね……A……。
家を出て行った理由………聞いてもいい？」
……デスヨネー……………
冬美 「……何かあるなら、皆で解決しよう？」
『いや！家族問題とかじゃなくてッ！そのッ！私の心の問題……というか……その……』
冬美 「私は、Aに帰ってきて欲しい。１０年間ぐらいのAのお話、聞かせてよ……」
『…………長女の冬美さんと産みの親であるお母さん、お父さんは覚えていても………
轟夏雄や轟焦凍の記憶からは、きっと私の存在は消えている。
特に、轟焦凍は………』
ソレに私は……なんで轟燈矢が命を落としたか…覚えて居ない。自 殺なのか、事故死なのか……全く覚えてない……。
冬美 「私は、Aがなんで家を出たのか知らない。お父さんが原因なのか、個性を授けられなかったお母さんなのか………チカラもなく情けない私なのか………
原因は知らないけど………さっき言った用に、私はAに帰ってきて欲しい。」
『……………』
冬美 「お姉ちゃんって………呼ばれたい」
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チョッコレート - ここまでいいクロスオーバー作品見たことない！だから続きを、さっそく続きを恵んでくれぇ！お願いします！ (2021年2月27日 11時) (
レス) id: 38d2d1d0df (このIDを非表示/違反報告)
あーーー - 続きいいいいい！くださああああい！ (2021年2月21日 8時) (レス) id: 69529bf7e0 (このIDを非表示/違反報告)
赤猫(プロフ) - 更新頑張って下さい (2020年12月22日 23時) (レス) id: 231f0ae7ae (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - 一作目、二作目、どちらもユーモア溢れるクロスストーリーでした！今後も素晴らしい作品の数々、期待してます！ (2020年9月22日 23時) (レス) id: 8f531be5b9 (このIDを非表示/違反報告)
召亜 - 感想一発目失礼します！すっごく面白くて、好きです！！敵として対峙する、ヒーローとアサシン･･････燃えます〜っ！！これからも頑張ってください！期待しています (2020年9月21日 21時) (レス) id: ddd1b9b093 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莱歌 | 作成日時：2020年9月6日 11時
