殺し屋ＶＳヒーロー

＃12　講評 ページ13

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Aside



　作戦は簡単。


　渚、カルマ、私でＡ組の注意人物と思われる緑谷出久、轟焦凍、爆豪勝己を相手する。


　他は、自分のチカラを最大限まで引き出して、相手をダウンさせる。

　奥田ちゃんは麻酔を作って千葉＆速水が射撃したり、睡眠ガスをタオルに染み込ませ、ソレを吸わせて何人かダウンさせてる。

　岡野木村ペアは二人で何人もの強敵を倒してくれた。





　『貴方達の相手は、私と後ろに居るスナイパーの二人だけ。約３０人クラスだって言うのに、二人で５人を仕留めろって、ただのイジメだと思わない！？』


　全く心にも思ってないけど、いつかカルマのこと呪ってやろう。ウン


爆豪 「思わねェよ……大人しく保護されとけクソが」


　『保護する相手にその言葉……………まぁいいか。人数増えたら面倒だし、パッパと片づけよ……』


爆豪 「(やっぱコッチの情報がバレてる。大方体育祭か…。上鳴を一番に仕留めたのがいい証拠だ…。)」


　『仕事増やされるのはゴメンだからね。

　ちなみに、切島鋭児郎くんを狙った理由、分かってたりする？』


爆豪 「大方個性だろ。硬化出来るコイツは、麻酔針が通らねェからな」



　そう答えた爆豪勝己くんは、いつでも掛かってこいと言いたげに戦闘準備が完了していた。


　『ソレもだけど、爆豪勝己くん。貴方のことを一番理解している彼は、私と爆豪くん、切島くんと闘うことになったら、一番面倒くさいからね。』


　木から降りて、爆豪勝己くんの前に立つ。


爆豪 「チッ」


　まずは瀬呂範汰くんは潰しておきたい。相手は私を保護しようとしてる。


　でもまぁ、爆豪勝己くんも、ソレは読んでるはず…………。


　『…さて……２対４…………楽しませてよ？私のこと。』

　このときの私は、唇を持ち上げ、軽く笑っていた。

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