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顔面トス*゜ ページ6
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「っあー、まだほっぺ痛むんやけど！」
「ごめんって謝ったやろ！ 悪気があったわけとちゃうのに！」
「いーや、いつもデブデブ言っとったからその仕返しやろ」
「仕返しされるようなこと言っとるってわかっとるなら言わんでもらえる？！」
こいつホンマにしつこいな！！
せや、きっとバチが当たったんよ
口を開けばデブだのまな板だの、そんなこと言うから私の手は恨みを込めてぶつけたんや、きっと！
自己解釈もいいところ
だけど頬をさする侑に申し訳ないと思ったのも事実
「…でも、ごめん」
少し声のトーンを落とせば、返ってきたのは意外な言葉
「…ま、初めてやしあんなもんやろ。別に気落ちすることないで。Aの仕事は点取ることやからな」
「え、」
今、なんて？
もしかして慰めてくれたん？
「今度あないなことしたらぶっ飛ばすけど」
「なんでいっつも一言余計なん！！」
期待した私が馬鹿だった
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作者名：観月
| 作成日時：2020年9月27日 9時
