検索窓
今日:18 hit、昨日:2 hit、合計:138,448 hit

顔面トス*゜ ページ45

.



「おっちゃん、こんちわー」

「…おぉ! 稲荷崎んとこのバレー部やないか! って今日は部活で食いに来たんとちゃうんか?」


な…
なんか仲良いな…

侑に連れられて来たのは、学校から徒歩五分とすぐ近くのラーメン屋

店の前は毎日通っとるけど、入るんは初めてや…


「ちゃうよー、こいつにもおっちゃんのラーメン食わしたろ思ってな!」

「なんや彼女かい、そういうことははよ言えや!」

「すまんすまん」


カウンター席に案内されて座る
まだ夕方で人もおらず、貸切状態


「んで彼女さん、今日はどんなラーメン食いに来たんや?」

「あ、いや、彼女ではないです。ところでどんなって…?」

「えっ彼女ちゃうの?! 騙しよったなこの金髪!」

「まあまあええやろ! サプライズや!」


…どうしよ
二人のノリについていけん…

というか、どんなってなんや??
確かに言われてみればメニューっつうメニューも見当たらんけど…

キョロキョロしている私に、おっちゃんが丁寧に説明してくれた


「ウチは何から何までオーダーでやっとるんよ。塩か? 醤油か? 豚骨か? どれ食いたい」


事細かに書かれた表を手渡される
ラーメンの味、麺の太さ、硬さ、具材…などなど自分好みのラーメンを作ってもらえるとのこと


…なんで、

なんで今までこのお店入らんかったんやろ!
こんなすごい店他にないで!?


「じゃあ、塩と、麺の太さと硬さは普通、メンマとチャーシューと…、卵入れてください!」

「あいよ! 兄ちゃんはどないする?」

「俺もこいつと同じので」

「おう、楽しみに待っとれよ!」



.

顔面トス*゜→←顔面トス*゜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.7/10 (113 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
231人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 宮侑
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:観月 | 作成日時:2020年9月27日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。