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「…何するんですか？」
「秘密！」
キラキラした笑顔でそれだけしか言われないと、掘り下げようもない
疑問が残るけど、トーストにかじりついた
お互い朝の支度も済ませ、食器も片付け終わり…
他愛のない話をしていた
いつもはなんの面白味もなかったテレビが、及川さんと見るだけで途端に変わる
ただ流れていただけの歌番組は、いつのまにか及川さん専用のカラオケになっていたり
新人お笑い芸人が緊張しながら披露するネタに笑ったり
自分以外の声が隣から聞こえるだけで、いつもの空間が特別な空間へと変わっていった
昼食も食べて、まったりしていると
「そろそろ支度しよっか！」
なんて声がかかった
かけてあった制服に手をかけると慌てて止められる
「Aが着てくのは、バレーの練習着と部活のジャージ、持ち物はシューズとサポーターの諸々だよ！」
「…、はい？！」
及川さんの口から出てきた言葉ひとつひとつに耳を疑う
早く早くと急かされて、わけも分からぬまま練習着を引っ張り出して着替える
目を瞑ってでも鞄に詰められる道具たちを急いで詰めて、及川さんに引っ張られるまま家を出た
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観月(プロフ) - アキさん» 大丈夫ですありがとうございます！！！そう言っていただけるともっと更新頑張れます…！ 本当にありがとうございます！！ (2020年10月7日 20時) (
レス) id: d67a3f96a5 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - コメントさせてもらっても大丈夫でしょうか。このお話大好きで更新通知が来るたびワクワクしています^_^ありがとうございます (2020年10月7日 16時) (レス) id: 91cac48c4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：観月
| 作成日時：2020年10月4日 17時
