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「A、気合いが入るのはわかるけど無理しすぎるんじゃねーぞ」
「大丈夫です、声掛けてる私が倒れたら元も子もないじゃないですか!」
「でも見てて心配で心臓が張り裂けそう!!」
「それはさすがに大袈裟ですよ…」
いつもの帰り道
岩泉さんも一緒
他愛のない会話の中で、さりげなく気を遣ってくれる2人
私はもう大丈夫
何もうじうじ考える必要は無い
バレーのことも、若のことも
今はみんなのサポートを全力でするだけだ
「大丈夫だ。お前は部の華なんだから座って観てろ。優勝トロフィーは持っていく」
「何それ岩ちゃんカッコイイ!!!」
漢気しかない岩泉さんの言葉に及川さんがキュンキュンしていた
…そこは及川さんが言うべきところなのでは
と思ったことは心の中にしまっておこう
2人と別れて家に入る
やっぱり静かな空間が広がっているけど、不思議なことにもうあまり苦に感じない
いつものようにテレビをつけて夕食の支度をする
料理の腕はどんどん上がってきている気がする
今日は鮭の塩焼きだ
素朴ながらもしっかりとした味は箸を進めさせる
体調管理第一
と口うるさく言っていた私が倒れてはしょうもない
いつもより早くベッドに入った
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観月(プロフ) - アキさん» 大丈夫ですありがとうございます!!!そう言っていただけるともっと更新頑張れます…! 本当にありがとうございます!! (2020年10月7日 20時) (レス) id: d67a3f96a5 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - コメントさせてもらっても大丈夫でしょうか。このお話大好きで更新通知が来るたびワクワクしています^_^ありがとうございます (2020年10月7日 16時) (レス) id: 91cac48c4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:観月 | 作成日時:2020年10月4日 17時