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部活前の晴天は消え、今は厚く黒い雲が空を覆っていた


いつもの帰り道の途中、道の端に立つ私たち



"ごめん"



とくとく、といつもより早いスピードで鼓動を揺らす心臓

そして、追いつかない頭


私が言葉を発するより先に、逞しい腕で引き寄せられた


ああ、これは慰められているんだ

いつものように、ただ元気づけようとして抱きしめられているだけなんだ


私の口からは自然と謝罪の言葉が漏れた



「…ごめんなさい、急に好きだなんて、」


「俺の方が好き」


「え?」



痛いくらい抱きしめられながら、耳元で響く言葉にまた動揺する

及川さんの心臓の鼓動は、今まで聞いたことがないくらい速い

慌てて顔を上に向ける


「及川さん…?!」


そこには、目に涙を沢山浮かべた及川さんの顔
今にもそれは零れ落ちてしまいそうで、すぐ家に向かった




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観月(プロフ) - アキさん» 大丈夫ですありがとうございます!!!そう言っていただけるともっと更新頑張れます…! 本当にありがとうございます!! (2020年10月7日 20時) (レス) id: d67a3f96a5 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - コメントさせてもらっても大丈夫でしょうか。このお話大好きで更新通知が来るたびワクワクしています^_^ありがとうございます (2020年10月7日 16時) (レス) id: 91cac48c4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:観月 | 作成日時:2020年10月4日 17時

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