検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:209,325 hit

25 ページ25

.



お互いに挨拶を交わす
結果は、どのセットもデュースに持ち込んで負け

あと2点の差がどうしても詰まらなかった

みんなにタオルやボトルを渡して、スコアブックをまとめる

今日はみんな、調子は悪くなかった
むしろ、いつもより良い

良い所まで行って負けてしまうのはきっと、これが力量の差なんだろう


「あの」

「っはい!」


書き込みに夢中になっていて、後ろに立つ人の気配を察せられず思わず声が裏返る

この声は多分


「え、えっと…?」

「ごめん、驚かせたかったんじゃないんだ。これ青城のだろ?」

「あ…ありがとうございます!」


やっぱり英太だった
渡してくれたのはどこにでもありそうな真っ白いタオル
国見と名前が書かれているのを見て、届けに行った


「国見、これ」

「…あれ、どこにあった?」

「白鳥沢の人が持ってきてくれた」


ちょうどタオルを探していたらしい
英太を指差すと速攻でお礼を言いに行ってすぐ帰ってきた


「そろそろ出るよ、忘れ物ないか確認して」


最後に挨拶をして、体育館を出る
私も、白鳥沢の人達に軽く会釈をして最後に体育館を出た



.

26→←24



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.6/10 (128 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
269人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:観月 | 作成日時:2020年9月20日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。