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「あ、国見、金田一おはよう」
「おはよ」
「…はよ」
続々と朝の体育館に集まってくる部員達
シャキッとしてる金田一に対して、国見はまだめちゃくちゃ眠たそう
「てッ！」
「ほら、起きた起きた！」
「…お前まじ一生恨む」
目覚ましも兼ねて、国見の広くて叩き甲斐のある背中を思い切り平手で叩く
スパンッと予想以上に良い音がして、国見の顔が歪んだ
「やめろよ国見、ていうかまだ眠いのか？」
「目、半目だけど？」
「うるせー眠そうに見えるのは元々だアホ2人」
「「はァ？！」」
金田一と綺麗に声が重なって動揺しているうちに、国見はさっさと先輩の輪の中へ逃げていってしまった
ぽかんと目を見合わせて
「金田一、アホだって。どんまい」
「いや確かに俺はアホだけど」
「私国見より成績いいのにな」
「そうなのか？！」
そうして2人で笑う
そんなくだらないやり取りをしてるうちに、いつものように部活が始まった
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作者名：観月
| 作成日時：2020年9月20日 14時
