検索窓
今日:3 hit、昨日:8 hit、合計:39,102 hit

*9 ページ10

.



「っえ?!」


少し、指先が軽く触れた
その瞬間手を掴まれてそのまま抱き寄せられた


「か、影山くっ…?!」

「…なんか、我慢できなかった」


ここ、外なのに…!
そんな私の主張は無視されて、しばらく抱きしめられていた

最後に腕の力を少し強められて、解放される


「あ、あの」

「可愛すぎんだよ」

「は?」


影山くんの口からは絶対出てこなそうな言葉が出てきた


「…ずっと、手繋ごうとしてただろ」

「ば、バレてたの?」


影山くん曰く、手を繋ぐタイミングをずっと伺っていた私が可愛く見えて仕方なかったらしい
そんなこと思ってたんだ…、というか気付いてたなら繋いでくれればいいのに!


「可愛かったAが悪い」

「な、なにそれ…」


可愛い可愛いって言葉がぽんぽん出てきて戸惑う
影山くんはそういうこと言わないと思ってたから…


「恥ずかしいから、可愛いって言うのやめて…」

「ホントのこと言ってんだから別にいいだろーが」

「…影山くんってストレートなの?」

「どういうことだよ」


嘘をつくとか
お世辞を言うとか
そういうことが出来ないってわかってた

だけどいざストレートにばんばん言われるとやっぱり…


恥ずかしい




.

*10→←*8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.7/10 (134 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
649人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 影山飛雄
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:観月 | 作成日時:2020年9月15日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。