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マネージャー業にも慣れてきて、今日は買い出しをお願いされた
と言っても、必要なものは全てメモしてあるし買い間違えるほど馬鹿でもない
さっさと買って早く帰ろうと思ったのに
「あれ、そのジャージ…ウシワカちゃんのとこのマネージャー?」
「…どちら様でしょうか」
青葉城西高校と書かれたジャージを羽織った
明らかにチャラッチャラしてそうな男に声をかけられた
「俺、青城バレー部の主将、及川徹。君は?」
「…若槻A、です」
「Aちゃん可愛いね」
「あ、そういうのお断りしてるんでやめて頂けますか」
「釣れないなぁ…じゃあ連絡先は? 教えてくれる?」
「無理ですね」
何だこの人
怪しいにも程がある
牛島を親しげに呼ぶあたり、知り合いではあるんだろうけど…
「んー…まあいいや。今度白鳥沢と練習試合するからその時にでも教えてね!」
…ん?
今なんて?
え、練習試合…?
聞き返す暇もなくチャラ男は去っていってしまった
…今ので行きたくなさがめちゃくちゃ上がった
っと、今は買い出し買い出し…
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作者名:観月 | 作成日時:2020年9月3日 17時