モテると噂の黒尾先輩。

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「なあ、部活の件どう？」


次の日の朝、早速リエーフが話しかけてきた
なんか心做しか目のキラキラが多い気がする…


「今日、もう少し詳しく話聞いて、もうちょっと考えたいな」

「そっかー、でも昨日、Aが来てくれて先輩たちもめちゃくちゃ喜んでたぞ？」

「あ…黒尾先輩は？ なんか言ってた？」

「黒尾さんは確か、飲み込み早いしいい子だなって言ってた気がする！」


…どうしよう
今の一言で８割気持ちが入りたいに偏っちゃった

だけどとりあえず合宿のこととかは聞いておかないと

あと一歩で揺れるって所で踏みとどまった


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そして、2日目の見学


「よ！ じゃあ今日はちょっとやってみるか」


爽やかな黒尾先輩の笑顔が見れて、いちいちきゅんと胸が締まる
もし入部したら、毎日この笑顔が見られるのかな


「今日も俺が手伝うからあんま心配すんな」

「よろしくお願いします！」


まずは、ドリンクの準備
ボトルを洗って、スポーツドリンクの粉を混ぜる
粉の量の調整がなかなか難しくて


「…うぇ、これ濃いですよね」

「あー…まあ若干な？ でもこれくらいで大丈夫だと思う。汗かくとこのくらい濃くないときついんだよな」

「味見で濃いって思うくらい…」

「勉強熱心だこと」


そのあと、合宿についてや他に聞きたかったことを全部聞けて、また少しだけ活動を見学して家に帰った



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