私、愛されてますけど。２【岩泉一】

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A「お風呂、ありがと……」


岩泉「おう」



まったく、母さんどういう神経してんの！？


着替えとか持ってきてくれたのに私は乗せて帰ってくれないの？？


男子の家よ？二人きりよ？いくら怪我してるからってさぁ……



A「お風呂場まで支えようか」


岩泉「頼む」



岩泉に肩を貸しながらゆっくり歩く。



A「上がって、着替え終わったら呼んで」


岩泉「わかった」



ドアが閉まる。


ふぅ……


緊張した……あんなに密着したの、あれ以来だし……



・・・



岩泉「Aー」


A「はーい」



お風呂場まで行く。



A「開けるよ？」


岩泉「おう」



また、岩泉に肩を貸し、リビングまで戻った。

ソファに座らせて、湿布と包帯を変える。



岩泉「……A、上手いよな」


A「え？ なにが？」


岩泉「それ」


A「そりゃまあ……マネージャーですし。これくらいの知識はないと」


岩泉「……俺らは、こんなに俺達に尽くしてくれるマネージャーが居てくれて幸せだな」

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