＊ 伝説 の 女 ＊ [ EXO,BTS ]

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こうして 、 ゲームが終わる頃には
私はそれなりにチャンベクさんたちと打ち解けた 。 呼び方だって 、 ベッキョンさんは私のことを 、 「 A 」 と呼ぶようになった 。


でも 。
性格が悪い私にとって 、
二人がここまで懐いてくるとは思っていなくて 。なんていうか想定外で …… 正直めんどくさい 。
普通にしてくれたらいいのに 。 だって私はただの居候 。 あなた達と関わる権利なんて 、 少ししかないと思うの 。
だからさ …… 、



「 離れてくんね …… ？ 」



ソファに座る私
両脇にはニコニコしたチャンベク 。
マジこいつら仲良しかよ 。 私を挟んで会話するのやめろよ 。
…… 二人が本当にめんどくさいから 、
私はそれなりに気を使っていた言葉遣いが素になり始める 。



BK 「 A 、 こんな性格なの !? 」
CY 「 塩だ 〜 塩だ 〜 」
「 …… はぁ 。 」


耳元で騒がれるのに慣れてないから
反応の仕方もわからないし
ただただ疲れる 。


ベッキョンさんは見た目通り 。
チャニョルさんは …… 最初に怒られたインパクトが強くて 、 怖いイメージしかなかったけど
ベッキョンさんのように明るい性格をしている 。

きっとこの二人は 、 EXOというグループを盛り上げるムードメーカーのような存在なのだろう 。
その証拠に 、 存在感がムンムン ( ? ) 。



D.O.「 こら 、 二人とも離れて 」
CY 「 ギョンス !! 」
BK 「 何すんだよ 、 いてっ 」



私の周りをうろついている奴がもう一人いるって思ったら 、 D.O.さん 。
そして二人を追い払い 、 申し訳なさそうな顔でこちらを見た 。
うわぁ 。 いい人 。
あなたがそんな顔しなくてもいいのに 。
悪いのは私でしょ ？



D.O. 「 すみません 。 ほんと 」

「 大丈夫ですよ 。 …… でも助かります 。 」

D.O. 「 …… 」

「 …… ？ 」



話が終わっても帰ろうとしないD.O.さん 。
なにがしたいんだ 、 お前は 。
半径1m以内でそんな大きな目で見つめられたら
若干の恐怖を感じるよ 、 私は 。


D.O. 「 あの 、 思ったんですけど …… 」
「 ？ 」
D.O. 「 夕飯 、どうしますか ？ 」
「 夕飯 …… 」



D.O. 「 料理を一人分増やすことなんて 、簡単なんですけど …… これから一緒に食べたりとか 、 しますか ？ …… あ 、 もちろん無理にとはいいません !! 」


「 …… 」



D.O. 「 ごはん 、 たべませんか ？ 」




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