ミートグラタン ページ34
有岡side
有「あれ、圭人どこいくの？」
岡「ひかるくんの部屋に行ってくる。
そろそろご飯も食べた方がいいと思って。」
晩ご飯の時、ひかがいなかった。
圭人が言うには昼からずっと寝てるらしい。
薮「あ、じゃあ圭人これひかるの部屋の引き出しの奥に入れといてくれない？」
そう言って薮くんが圭人に渡したのは分厚いファイル。
岡「いいけど...どうしたの？これ。」
薮「朝ひかるがでかけてる間に拝借したの。
帰ってからずっと寝てるんだったら気づかれてないはずだから。」
わかった、と言って圭人はその分厚いファイルを持って光くんを起こしに行った。
有「あれ何のファイル？」
薮「ひかるがこなしてきた依頼書だよ。」
有「えー！ひとりでこんなにしてるんだ！」
薮「伊野尾も同じこと言ってたよ笑」
あらら、いのちゃんとは馬が合うみたい。
しばらくすると、
岡「わぁっ 光くん大丈夫！？」
という圭人の焦った声が聞こえた。
ドアの近くにいた�睫擇�確認をしに部屋を出ていく。
少しして、圭人と�睫擇�部屋に戻ってきた。
知「あれ、ひかは？」
岡「キッチンだよ。」
そういえばなんかいい匂いがしてきた。
ふらふらー、と体が勝手に匂いのする方へ向かう。
そこには、ほかほかのミートグラタンを持ったひかがいた。
有「なんかいい匂いするー！」
光「晩ご飯だよ。有岡くんも食べたでしょ。」
でもそんな美味しそうなものを見たら食べたくなってしまう。
有「えー。１口だけ！...だめ？」
光「...しょーがないな。」
やった！あー、と口を大きく開ける。
有「うめぇ！さすが山田！」
さっきも食べたけど何回食べても美味しいんだよね。
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作者名：みー | 作成日時：2017年3月2日 16時
